R+houseの更なる取り組み

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これからの住宅業界には高性能化が必須であることは感じていただけたかと思いますが、まだまだその対策に苦戦されている地場工務店・地域ビルダーは多いように思われます。自社商品を仕様変更し性能向上にチャレンジすることや、新しい建築技術を取り入れる事のリスクばかりに気を取られ、この消費税増税前の駆け込み需要という絶好のチャンスに何もしないというリスクには目をつぶってしまっている会社様が多い様です。一方、これが生き残りへの最後のチャンスと考え、積極的に活動を始める住宅会社も多数あります。また、既存の住宅会社様の動きが遅いのを見て、不動産会社様などが高性能住宅を武器に住宅事業に参入する事例も目立つようになってきました。

R+houseシステムでは設立の際から時流を見据え、高性能化へ対応してきました。標準仕様で長期優良住宅を上回る性能【熱損失係数Q値(W/km2)2.7以下・気密性能を表す相当隙間面積C値(cm2/m2)1.0未満が下限】の住宅の提供が可能となります。また、もう一つの大きな問題でもある、購入可能価格と高性能化した住宅価格の乖離拡大という大きな問題への対応も、無駄を省く事により大幅なコストダウンを実現していますので、今がチャンスとお考えの会社様から大きな評価を頂いてます。時代を見据えた高性能化対応、今のエンドユーザーが求めるポイントでの販売施策を武器に、新しく参入頂いた皆様も住宅不況化にも関わらず、順調に成果を上げておられます。

R+houseシステムの成功要因

R+houseシステムが成功しているポイントはどこにあるでしょうか。少し紐解いてみたいと思います。

■バリューコスト

まず一つ目はバリューコストではないでしょうか。バリューコストとは、性能に対して競合他社に比べ安価な価格であり、エンドユーザーが価値(バリュー)を感じていただける価格の事です。高性能な住宅は一般的に住宅価格が上昇すると感じる方も多いですが、無駄を省く事によりR+house システムではそれを実現しております。ポスト団塊ジュニア層の収入水準を考えればバリューコストは最も重要な観点となります。このバリューコストを支えるポイントは2点あります。

1点目は、ロジスティクスの改善です。従来はメーカーからエンドユーザーに部材が届くまでに問屋などが複数入り、価格が不必要に上昇する流れとなっておりました。

また、住宅会社様の規模によっても同じ商品でも掛け率が異なることで、価格提示が不利になってしまう会社様もありました。R+houseシステムでは独自にWeb発注システムを活用するとにより、メーカー直の商流を実現し部材・設備をほぼメーカー出しの価格で提供できるため、大幅なコストダウンを可能にしました。

2点目は、営業設計・実施設計の徹底的な合理化です。完全フルオーダーの住宅には、エンドユーザーの要望を取り入れるあまり、設計上の無駄や部材の無駄が多く含まれております。住宅を建てる人はほとんどが初めての人ですから、この様な無駄に気づく事はありません。また、住宅会社側も無駄という認識を持っていない場合が多くあります。R+houseシステムではムダが出ない、ムダのない設計ルールを設定し、プラン打ち合わせは3回で確定します。これを聞くと驚く住宅会社様も時々いますが、無駄を省いてしっかりとエンドユーザーに情報開示する結果、ほぼ全て3回の打ち合わせでプラン確定が実現できています。打ち合わせ期間の短縮はコストダウンに大きなインパクトがあります。

■アトリエ建築家

R+houseシステムの加盟店様は自社でプランニングを行わず、登録アトリエ建築家によりプランニングを行います。住宅設計のプロであるアトリエ建築家の方々のプラン作成能力は非常に高く、住まわれるエンドユーザーの要望をヒアリングし、理想の住まいの形を描き上げます。要望が多岐にわたる今のエンドユーザーに対し、敷地条件・法規制・実現したいライフスタイルから一つの答えを導き出してくれます。また、このアトリエ建築家による提案は、打ち合わせ期間の短縮、仕様の決定、現場での手戻り削減など他にも多くのシナジー効果があり、加盟店様の生産性向上にも役立っております。

■高性能化への対応

今後の住宅建設は2020年に予定されている新省エネ法義務化もあり、次世代省エネ基準を超える性能は必須です。R+houseシステムでは標準仕様で長期優良住宅を上回る性能【熱損失係数Q値(W/km2)2.7以下・気密性能を表す相当隙間面積C値(cm2/m2)1.0未満が下限】の住宅が提供できます。

安いだけの住宅、デザインが良いだけの住宅、性能が良いだけの住宅であれば誰でも作れます。重要なのはこの3要素をバランスよく取り入れた商品設計です。

R+houseシステムは、バリューコスト・高いデザイン性・高性能の3 要素を軸に住宅営業の新しい基準を作りながら、ご賛同頂いた全国の加盟店様と共に日々成長しており、エンドユーザーに評価されています。

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