2011年12月

読売新聞-平成23年12月10日(土)

一戸建てでも地盤強化

義務ない場合も施主が依頼

一戸建て住宅の新築を考える際、地盤の強化に関心を示す人が増えている。東日本大震災で液状化の被害が相次いだためだ。一戸建てはマンションと違い、新築の際の液状化対策が義務付けられていない場合が多い。調査や液状化対策の工事は、施主が工務店などを通して業者に依頼をする必要がある。

愛知県の会社員男性(40)は現在、県内に木造2階建ての自宅を新築している。東海地震などを心配し、着工前に地盤の状態を確認しようと専門の業者に調べてもらったところ、強い地震では液状化の恐れがあることがわかった。そこで別の業者に地盤の強化工事を発注した。調査と工事を合わせ、かかった費用は約70万円。男性は「建物だけでなく地盤もしっかりしていないと安心できない」と話す。

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2011年12月10日 土曜日 15:47

建築ジャーナル2011年12月号-平成23年12月1日(木)

軟弱地盤・液状化に強い。「HySPEED工法」

建物以上に強い地盤をつくり、将来にわたって劣化せず、環境を汚染しない材料を使うこと。

ハイアス&カンパニーが開発した「HySPEED工法」で使う材料は天然砕石のみ。

地盤に強く、環境に配慮された同工法は、2007年から全国に普及し、これまで約1万棟の施工実績を誇る。

天然素材のため、土壌汚染もなく再利用も可能

「HySPEED工法」は天然砕石をパイル(杭)状に詰め込み、砕石パイルと地盤を複合的に作用することで、強固にする工法だ。2009年11月には(財)日本建築総合試験所より建築技術性能証明を受けている。

セメント系杭工法ではセメントミルクと土壌が化学反応を起こし、発がん性物質である六価クロムが発生する可能性があるが、同工法で使用するのは天然砕石のみ。土壌汚染や環境破壊による周辺地域への悪影響および、住む人の健康被害を起こさない。また、他の工法に比べ施工時のCO2の排出が少なく、コンクリートや鉄タイプの杭と違い、錆びたり、劣化する心配もない。

さらに砕石パイルは天然砕石のみを使用するため産業廃棄物として扱われず、建て替えの際、前回と同規模の建物であれば、砕石パイルが再利用できるので経済的だ。

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2011年12月1日 木曜日 14:54

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