2012年11月

日銀の国債引き受けはなぜダメなのか?

いよいよ選挙ですね。
各政党の政策の話を興味深くみていますが中には「ん?」と首を傾げるものもありますよね。

衆議院選挙を前にして、景気回復、財政再建、福祉充実、脱原発、消費税反対などなど、色んな政党が色んな政策を言っています。
どの政党であっても目指す最終ゴールは「日本国民の生命と財産を守り、安心して暮らせる社会をつくること」であり、同じはずです。
でもそのゴールへ向かうアプローチが全然違うんですね。
それが政治の面白いところなのですが、中には素人の私が聞いても「それはダメでしょ?」と思うような理屈の話も結構あります。
例えば、次の話なども結構すごい話ですね。

■「財源は日銀の国債引き受けです!」はダメ?

<安倍総裁 「国債、日銀引き受けを」>(日本経済新聞 2012年11月17日付)
『自民党の安倍晋三総裁は、衆院選後に政権を獲得した場合、金融緩和を強化するための日銀法改正を検討する考えを重ねて表明した。「建設国債をできれば日銀に全部買ってもらう。新しいマネーが強制的に市場に出ていく」と述べ、日銀が建設国債を全額引き受けるのが望ましいとの考えを表明した。』

自民党は景気刺激策として公共投資を拡大しようとしています。
まぁその是非はさておいて、問題はその財源を「建設国債発行して日銀に全部買ってもらう」としていることです。
この「国債の日銀引き受け」はさすがにダメだと思います。
当然、政府はすぐ反応して反対意見を出しました。
(さらに…)

2012年11月27日 火曜日 14:54 投稿者:HyAS&Co.川瀬太志

田中真紀子大臣問題で本当に議論されるべきこととは?

 

今回は田中真紀子大臣の暴走で話題になった大学認可問題についてです。
この問題、田中大臣の「奇行」だけで済ませていいんでしょうかねぇ。

■大学認可問題でのマスコミ報道は適切だったか?

田中真紀子文部科学省大臣が新設予定だった3大学を認可しないと突然言い出して大騒ぎになりましたね。文科省の言う通りに準備を進めてきた3大学は当然猛反発です。マスコミも「暴走大臣」などとはやしたて、田中大臣は大変な批判を受けました。おそらく慌てた事務方の文科省が何とかとりなしたのでしょう。一転して「認可」となって、最後は田中大臣が謝罪して終わりました。

何ともお粗末な顛末でした。
田中大臣のやり方が稚拙過ぎたのでしょう。3大学の関係者や受験予定の学生からみれば理不尽極まりない話だったと思います。

でもこのテーマを単なる田中大臣の「奇行」としてのみ報じ続けるマスコミの姿勢には正直なところ違和感を持ちます。今の大学行政が今のままでいいわけがないことはマスコミも含めて皆わかっているはず。でも、文科省の大学行政への問題提起と捉えて掘り下げるような報道はほとんどありませんでしたね。

■なぜ今の大学生は就職難なのか?

(さらに…)

2012年11月13日 火曜日 14:52 投稿者:HyAS&Co.川瀬太志

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