2015年9月

さらなる金融緩和は有効か?

今回は景気回復についてです。
銀行貸し出しは増えているようですが…さて。

■銀行貸出は増えている

よく言われていますように、企業向け融資や住宅ローンなど銀行の貸出が増えてくると、世の中にお金が回るようになって本格的に景気が良くなっていきます。意外に思うかもしれませんが、実はすでに銀行の貸出姿勢は積極的になっています。
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<銀行貸出残高、9カ月ぶり高い伸び 8月2.8%増>
(2015年9月8日付 日本経済新聞)
『日銀が8日発表した8月の貸出・預金動向(速報)によると、全国の銀行(都市銀行、地方銀行、第二地銀)の貸出平均残高は前年同月比2.8%増の426兆3420億円と、伸び率は2014年11月以来9カ月ぶりの大きさだった。企業のM&A(合併・買収)や不動産関連向けを中心に貸出が伸びた。』

これは「高い伸び」がニュースになっているのであって「貸出が増えた」ことがニュースになっているのではありません。実は、銀行貸出は48か月連続で前年同月比を上回っています。もう4年間もずっとじわじわと増え続けているのですから、「銀行貸出が増えた」くらいではニュースにもならないわけですよね。

それくらい、銀行は「積極的に融資を拡大する」という姿勢になっています。
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2015年9月29日 火曜日 19:02 投稿者:HyAS&Co.川瀬太志

あなたは何歳まで働けそうですか?

今日は老後の働き方、暮らし方についてです。
さて、老後は何歳まで働けますかね。

■あなたは何歳まで働けそうですか?

皆さんは何歳まで働きたいですか?
身体が動く限り働きたいという人もいれば、早めにリタイアしたいという人もいるでしょう。

現実的に今の年金制度と自分の老後の生活を考えたとき、「老後になっても働いて収入を得つづけないと厳しい」という人が多くなるだろうと思います。

「いつまでも良い待遇で働くことができる」というのは、長生き時代かつ年金不安時代に生きる私たちのひとつの目標になるかもしれません。

…という中、「さすがは世界のトヨタですな」という記事です。
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<トヨタ再雇用 同待遇で 労使合意、シニアの力活用>
(2015年9月9日付 日本経済新聞)
『トヨタ自動車は工場で働く社員約4万人を対象に、新たな人事制度を2016年1月に導入することで労働組合と合意した。再雇用制度を刷新し、定年退職後も65歳まで現役時代と同水準の処遇を維持することが柱となる。日本企業は労働力不足による競争力低下が懸念されている。国内最大級の工場従業員を抱えるトヨタがシニア人材活性化に動くことは、大企業の生産現場の働き方改革に影響を与えそうだ。』

日本のほとんどの企業には定年後も働くことが出来る「再雇用制度」があります。ただほとんどの場合、60歳で定年になって、再雇用された時の給与は以前に貰っていた額の6~7割くらいにダウンするのが普通です。
この記事のポイントは「トヨタは再雇用後も65歳まで現役時代の同水準の処遇を維持する」というところです。これはもはや実質的には65歳までの定年延長ですね。

従業員にとっては長く良い条件で働けるというのは大きな安心感です。トヨタにとっても生産力を維持するための人材確保は常に課題でしょうから、早めにこういう良い雇用条件をアナウンスして人材の流出を防止したり、良い人材を獲得したりしたいのでしょう。

トヨタにとっては人件費負担が増すことになりますが、そこは「国内販売力の維持と生産性向上で吸収する。」とのことです。カッコイイですね。
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2015年9月15日 火曜日 18:25 投稿者:HyAS&Co.川瀬太志

転職で給与を上げるためには?

今回は転職についてです。
転職環境は良くなってきたようですが…。

■転職で給与が上がるようになってきた?

景気が良くなってきましたね。転職を考えている方には良い時代環境になってきたようです。

<転職後賃金増、最高の36.6% 昨年、雇用改善が寄与 >
(2015年8月28日付 日本経済新聞)
『厚生労働省は27日、2014年の雇用動向調査を発表した。転職後に賃金が増えた人の割合は前年比4.8ポイント増の36.6%で、比較可能な04年以降で最も高かった。雇用情勢の改善で企業は人材の確保が難しくなってきており、賃金を上げる動きが広がっている。』

良いニュースです。景気が良くなって人手が不足している企業が増えているのでしょう。
20~30代の若い世代の人がキャリアアップをするための転職が増えるかもしれませんね。

ただ、この「2014年 雇用動向調査」の「年代別統計」をよく見てみるとそれほど甘いものでもなさそうです。

「転職前より給与が増えた」という割合から「減った」という割合を引いた結果がありました。
一番増加した割合が多いのは「19歳以下」の世代で、52.7ポイント(増加64.1%-減少11.4%)。
その次は「20歳以上24歳以下」で24.7ポイント(増加45.4%-減少20.7%)。
あとの世代はほぼ一ケタで、50歳以上になるとマイナスです(減少した人の方が多い)。

やはり転職をして給与が増える可能性があるのは若い人が多いようです。40代以上には「転職して給与アップ」というのはなかなか厳しいですね。

■給与が上がるというのはどういうことか

(さらに…)

2015年9月1日 火曜日 15:01 投稿者:HyAS&Co.川瀬太志

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