2015年10月

日刊木材新聞-平成27年10月27日(火)

第三者の地盤品質チェックサービス
住宅不動産資産価値保協

住宅不動産資産価値保全保証協会(東京都、古原克也代表理事)は、全国に広まっている住宅地盤への懸念と消費者からの問い合わせが急増していることを受け、消費者向け住宅地盤改良の品質チェックサービス「住宅地盤セメント改良品質チェックサービス」を11月初旬に開始する。

同サービスは柱状改良の品質を確認し、その試験結果を第三者の立場から消費者に提供するもの。

具体的には宅地での地盤の強さを判断する地盤調査時にSSJサンプラーを用い、不同沈下の原因となる軟弱な土を正確に採取して、室内試験で柱状改良工事で用いるセメントと混ぜ合わせ、強度を確認する。施工直後にセメント系柱状改良の杭頭からSSJサンプラーを挿入し、土とセメントの混ざった状態で採取確認もできる。

消費者は第三者機関の検査で、地盤の品質不良をチェックでき、建築会社は第三者の品質チェックを活用することで、より安全な地盤を提供できる。

価格はキャンペーン価格で1現場当たり2万円(税別)で受け付ける。

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2015年10月27日 火曜日 17:41

週刊住宅新聞-平成27年10月26日(月)

全国の地盤データを公開 資産価値保全協

住宅不動産資産価値保全保証協会(古原克也代表理事)は10月から全国のビルダーを対象に、日本全国を100メートルグリッドに分割し、指定した住所が位置するグリッド内に存在する表層模式柱状図の公開・提供を開始した。

推定土質状況、自沈層の有無などの情報が記載されている。

15年2月からサービス開始した「BIOSCOPEプレ地盤診断レポート」を補完し、地盤改良工事費用の概算見積もりを作成することができる。

協会は、年間約1万件の利用を見込んでいる。

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2015年10月26日 月曜日 17:40

週刊住宅新聞-平成27年10月26日(月)

年間受注、17年に3000棟目指す ハイアス 全国大会を開催

ハイアス・アンド・カンパニーは16日、「デザイナー住宅・R+house」の全国大会を開催した。

柿内和徳取締常務執行役員は、今後の市場を分析した上で、「年間受注棟数を17年は3000棟、20年に1万棟を目指す」と明らかにした。

そのために本部は、R+houseを「住宅の供給システム」から、ユーザーに向けてブランド化することに着手。「建築家と建てる家を、身近に、手軽に」を合言葉にして、ユーザーに「建築家との家づくり」は敷居が高いものではないことを訴える。

そのために、特定する雑誌媒体やラジオCM出稿を強化、反響数をビルダーと共有する。

濱村聖一社長は、住宅取得者の多くが、担保価値と再販価値に注目していることを指摘、「経営環境の激変を乗り切るためには、推奨素材の性能と精度の高い施工、コスト管理が必要」とあいさつした。

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2015年10月26日 月曜日 17:39

日刊木材新聞-平成27年10月22日(木)

2020年度に1万棟受注へ ハイアス・アンド・カンパニー

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)はアトリエ建築家とつくる高性能デザイナーズ注文住宅「Rプラス・ハウス」の2020年度に年間1万棟受注に向けてのブランディング戦略を策定した。

Rプラス・ハウスは09年10月から全国的に加盟店募集を開始し、累計で217店のネットワークになった。各地で実例が建設され、購入者からの評価も高い。しかし、建築家との家づくりには憧れがあるものの実際に建築には至らないケースが多いことから、新たなブランディングを統一し、ネットワークとしてのブランディングを強化していく。

省エネ性能、デザインクオリティ、コスト削減手法、ブランディング戦略、新商品開発などすべての分野で消費者が求める住宅販売構造を創造していく方針だ。

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2015年10月22日 木曜日 17:42

新建ハウジング-平成27年10月19日(木)

R+house、5年後に1万棟を本気でめざす

R+houseネットワーク(運営:ハイアス・アンド・カンパニー、東京都港区)は10月16日、第7回目となる全国大会を開催した。

設立から7年目を迎え、加盟点数は195社、232エリアまで拡大。

これまでは、アトリエ建築家とつくる高性能デザイン住宅を工務店が提供するための「システム」をウリにしてきたが、これからは大手ハウスメーカーと勝負できる「ブランド」に飛躍すると宣言。

その実現のために、ネットワーク全体で今年度2000棟、2017年に3000棟、2020年に1万棟の受注数を本気でめざすとした。「1万棟を達成すれば、ハウスメーカー販売戸数ランキングの上位3以内に食い込んで大手と互角に渡り合うことができるため」(同社取締役常務執行役員・柿内和徳氏)。

1万棟達成に向け「1エリア25棟」を掲げ、1社で難しい場合は2・3社の工務店が協力しあって目標を達成することこも視野に入れる。

ブランドのキャッチコピーは「建築家と建てる家を、身近に、手軽に」。ファン化を進めるため、新しい営業マニュアルを作成するほか、ライフスタイル誌への露出を増やす。

また、加盟店でなければ扱えないオリジナル商材の開発も強化。鏡面仕上げの扉を採用したキッチン、生活感を隠すキッチン背面収納など、デザイン性・性能に特化した建材・設備の新商品を発表した。

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2015年10月19日 月曜日 13:35

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