2016年4月

日本住宅新聞-平成28年3月19日(土)

ICメニューを開始

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)は、アンビエントホームネットワーク(同、藤本修社長)と業務提携し、戸建て住宅断熱リフォームネットワークの「ハウスINハウス」を全国70社の会員企業と展開している。

同ネットワークでは、新たに「インテリアコーディネート(IC)メニュー」を開始、顧客満足度の向上を図り受注促進につなげる狙いがある。

ハウスINハウスネットワークは戸建て断熱リフォーム市場でのシェアNo.1を目指し、2018年度末までに年間受注件数2000件、売上高130億円を目標としている。これまでは同じブランドでも、デザインは会員企業の経験と提案力に左右されてきた。

今回は「1.5回目の新築」というコンセプトで、新築にふさわしい現代の暮らしに即した意匠や空間デザインを全国に提供することが急務と考え、ネットワーク全体でデザイン品質を高めていく。

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2016年4月20日 水曜日 16:54

日本証券新聞-平成28年3月18日(金)

ハイアス・アンド・カンパニー「積極」姿勢

4月5日IPO予定のハイアス・アンド・カンパニー(6192・東マ)がブックビルディング期間を迎える(3月18日-25日)。

業態:住宅関連の中小企業を支援

コンサルティング会社の出身者らが2005年に創業。「住関連産業」に特化した中小企業連携プラットフォームを提供している。

会員企業は1月末現在1197社。プラットフォームを通じて、住宅購入者向けの物件探しやローン計画作成の支援に始まり、デザイン性に富んだ高機能住宅の設計、建築施工、リフォームなどメンテナンス、売却までと「住宅」全般にわたるノウハウ提供を受けられる。時には会員同士で弱点を補い合うなど、プラットフォームは「相互扶助」機能も有する。

ようやく住宅関連銘柄の株価が高値圏を回復。金利低下の恩恵を受けることが期待されており、こうした地合いは当然ながら同社にとっても追い風だ。

需給&ロックアップ:超良好

目論見書に記載された想定発行価格(850円)から算出した資金吸収額は最大でも4億円。軽量案件は初値高騰が期待されるものの、3月4日IPOのヨシムラHD(2884・東マ)が約3億円で公募価格比50%高発進にとどまったケースもある。

ちなみにヨシムラHDも中小企業支援を手掛けるが、違いは「食品領域」「M&A特化」の2点。業態妙味、対象社数などネットワーク規模といった観点から、ハイアス・アンド・カンパニーの方が選好されそうだ。

結論:ブックビル積極参加

今期予想PERは10倍。コンサルティングとの切り口でいえば山田コンサルティンググループ(4792・JQ)の9倍台とほぼ同等だが、船井総研ホールディングス(9757)の約24倍には遠く及ばない。ブックビルディング参加姿勢は「積極的」とする。

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2016年4月20日 水曜日 16:53

日刊木材新聞-平成28年3月16日(水)

戸建賃貸に家賃保証付きサブリース導入

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)は、戸建て賃貸住宅「ウィルスタイル」事業で、全国のパートナー企業で構成するウィルスタイルクラブの受注促進策として、「ユニキューブ」を建築する地主や投資家に対する一定期間家賃保証サブリースを新たに提供する。

同社は、同クラブのパートナー企業を通じて戸建て賃貸住宅のユニキューブシリーズを建設する施主に対し、所定賃料で10年間の一括借り上げ契約を行う家賃保証付サブリースを開始する。

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2016年4月20日 水曜日 16:52

日本住宅新聞-平成28年3月15日(火)

プラン・インテリア提案メニュー開始

ハイアス・アンド・カンパニー(株)(濱村聖一社長)は、(株)アンビエントホームネットワーク(藤本修社長)との提案で展開している戸建断熱リフォームネットワーク・ハウスINハウスにおいて、新たに「インテリアコーディネート メニュー」の提供を開始した。会員企業に代わって、インテリアコーディネーターがプランニングや、インテリアデザインの提案を行う。断熱による性能向上に加え、意匠、動線など、空間デザインの品質を向上させることで、顧客満足の一層の向上と、会員企業の受注促進を狙う。

会員企業には、インテリアコーディネーターを派遣するほか、テレビ会議によって会員企業スタッフとコーディネーターが打合せを行うことも可能。全国どこでも提案できる仕組みを構築している。

これまで同ネットワークでは、デザインは会員企業の提案力や経験に左右されていたため、「1.5回目の新築」というコンセプトに沿った意匠や空間デザインの全国的な提供が急務となっていた。同社は、今回の新メニュー提供によって、ネットワーク全体のデザイン品質が向上すると見ている。

同ネットワークは、2018年度末までに年間受注件数2000件、年間売上高130億円を目指す。会員企業は全国70社で、今後も引き続き会員募集を行うとしている。

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2016年4月20日 水曜日 16:51

住宅新報-平成28年3月15日(火)

住宅「営業力」を高める ハイアス社のFP手法を導入

契約まで3ヶ月を1ヶ月に短縮 資金相談を前倒し、予算間とのズレ小さく

ハイアス・アンド・カンパニーが運営する全国ネットワーク「リライフクラブ」では、「ハイアーFP」というシミュレーションツールを活用したFP(ファイナンシャルプランニング)手法を住宅営業に導入し、顧客からの信用、信頼を高める営業スタイルを推し進めている。このほど、リライフクラブプロジェクトによる書籍『グッドパートナーと出会って納得のマイホームを手に入れた11のストーリー』が住宅新報社より発行された。

同著に登場する住宅FPアドバイザーの藤井善章氏(写真)は愛知県豊橋市にある地場ゼネコンの住宅部門である(株)レオックの営業マネージャー。同社に新卒で入社し、当初は現場監督を担当していたが、15年前に住宅営業部に異動した。

同社では従来、完成見学会やOB顧客訪問見学会(内覧会)に来場した顧客に対して、プランヒアリングを行って、プラン提案を行うというステップを踏んでいた。藤井氏は元々、内覧会から、次回のプランヒアリングの面談への誘導は得意としており、内覧会からの請負契約受注率も2割程度と決して悪くない実績を挙げていた。しかし契約に至るまでには、プラン提示を平均して8~10回も行っており、契約までは約3ヶ月と、プランのやり取りにかかる時間の長さに課題を感じていたという。

これが昨年からFP手法を本格的に導入したことにより、大幅に改善。プランのやり取りは平均1~3回、かかる期間は約1ヶ月に短縮された。

ポイントは、プランヒアリング後、プランの提案を行うまでの間に資金相談を行うようにしたことだ。しかも、プランヒアリングの時にごく自然な流れで資金相談につなげるスタイルを、藤井氏は試行錯誤のうえ、綿密に構築した。

それにより、後の工程で提案するプランと顧客の持つ予算感とのずれが小さくなり、プランの書き直しや再提案は劇的に減少。また建築時期によるライフプランニングの違いを顧客自身が意識するようになり、無理に急かさなくても、むしろ顧客から信頼され、契約までの流れが非常にスムーズになったそうだ。

書籍には、藤井氏の実例をはじめ、分かりやすいFP手法を導入した接客事例が11件収録されている。

『グッドパートナーと出会って納得のマイホームを手に入れた11のストーリー』
著者=川瀬太志・リライフクラブプロジェクト
発行=住宅新報社
定価=1200円(本体、税別)

リライフクラブでは、「営業力強化」を図る住宅営業特別研修も全国で開催している。4月5日(火)東京・白金台ほか。詳しくは、「リライフクラブセミナー」(http://view.hyas.co.jp)を参照。

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2016年4月20日 水曜日 16:51

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