ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)は7日、東京都内で第4回リライフクラブ全国大会を開いた。現在390社の会員を3年後には1万社に拡大し、安心できる取引の場にしていく方針を示した。
濱村社長は、今後、住宅市場は新築中心から中古中心へと転換していくことが見込まれることから、性能強化、資産形成、価格提案などを進めていく方針を示した。また、関連団体として住宅不動産資産価値保全協会、住宅不動産取引支援機構を設立し、団体を通じた情報提供を強化していく考えも示した。
リライフクラブでは、中立的な立場から消費者に住宅取得時の資金計画などをアドバイスするFPなどの育成を行っている。現在会員は390社。中立的な立場でアドバイスすることで、「あなたから買いたい」と信頼されることを目指す。
18年までに1万社を登録し、住宅の安心取引を提供できる場としていく方針を示した。
成果事例報告ではグローイング(京都府福知山市)の太田康之社長が、顧客に資金計画などを理解してもらうために心掛けている点や金融機関任せにしないでローンを通す作戦などを紹介。グランドマスターとして表彰された。