ハイアス・アンド・カンパニーはこのほど、住宅購入に関するアンケート調査結果をまとめた。「現在あなたにとって住宅(マイホーム)の買い時だと思うか」との問いに対し、住宅購入前の回答者のうち、40%が「買い時」、60%が「買い時ではない」と答えた。年代別で見ると、「買い時ではない」の割合は、他の年代が60%弱であるのに対し、20代は66%を占める。
買い時だと思わないと回答した人に、その理由を聞いたところ、「十分な自己資金がたまっていないから」(61.5%)、「不況のため今後の生活に不安がある」(49.7%)の回答が多かった。そのほか「住宅ローンの金利がもっと下がると思うから」(6.5%)、「物件価格がもっと下がると思うから」(13.8%)との回答は少ない。同社では「金利、価格については底打ちしていると感じている人は多い。自分に有利な状況になっていると感じつつも将来不安のため購入は手控える傾向がうかがえる」としている。
同調査はインターネットを使って2083人から回答を得た(住多幸購入前58.6%、購入済41.4%)。実施時期は4月26日から5月15日。