ハイアス・アンド・カンパニーが行った相続に関する意識調査によると、「相続税・贈与税の改正審議の実施を知っている」が約半数に上ったが、その内容については8割が「知らない」と回答していることが分かった。調査対象は男女2816人。同社では、「注目は高まりつつあるが、自分のこととして受け止めておらず、内容まで認知していない」という現状がうかがえるとしている。
また、相続に関して「親」と話したことがあるのは27.5%、「兄弟」とは16.7%にとどまった。話したことがない理由には、「意識したことがない」「まだ先のことだから」「親が死んだときの話を聞きにくい」などが続いた。