建通新聞-平成23年11月28日(月)

防蟻10年保証制度 今月からスタート タイト・モールド工法で

ハイアス・アンド・カンパニー(港区、濱村聖一社長)は、司コーポレーション(群馬県沼田市、松井健司社長)と提携し全国展開している一体打ちべた基礎断熱システム「タイト・モールド工法」=図参照=で住宅会社向けに防蟻10年保証制度を11月からスタートした。

保証は、タイト・モールドを使用した建物でシロアリが同モールドを食害・貫通して損害が生じた場合に適用される。タイト・モールド断熱型枠材の製造会社から司コーポレーションを通じ、採用された住宅会社(工事請負工務店)への防蟻保証を実施する。対象は全国、期間は建物竣工から10年。保証対象の建物は、提携企業2社が共同主催する所定技術研修を受け、修了証を取得した各施工代理店の技術者立ち会いの下で施工されたものに限られる。

同工法は、施工性に優れた型枠を活用した基礎断熱工法。型枠自体が軽量断熱材で、浮かし型枠を簡単に精度よく設置できる。また、立ち上がりコンクリートと耐圧盤を同時に打設する一体打ちを実現。蟻対策には、断熱材の素材一粒一粒にホウ酸を練り込む特殊技術と断熱材上部に取り付けられたアルミ製防蟻笠木により万全な対策が取られている。

問い合わせは電話03-5423-7333へ。

【建通新聞】平成23年11月28日
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