日刊木材新聞-平成26年11月12日(水)

15年に2000棟規模へ

高断熱・高気密の家を Rプラスハウス

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)はこのほど、東京都内で「第6回Rプラスハウス全国大会」を開催、15年に2000棟、20年に1万棟を目指していく方針を発表した。

Rプラスハウスはアトリエ建築家とつくる高性能デザイナーズ住宅として6年前からネットワーク展開を開始、「高断熱・高気密の良い家を一棟でも多く供給することがこの国のためになる」と藤本修アンビエントホールディングス社長が、その理念を示した。

現在の消費者は、気に入ったものにはお金を使い、価格の適正さ、納得感があることが求められているとし、「Rプラスハウスは注文住宅のセレクトショップを目指す」と述べ、省エネ、構造、デザインなどのこだわったものを提供していく姿勢を強調した。

柿内和徳ハイアス・アンド・カンパニー取締役常務執行役員は業界動向について解説し、消費税増税前の駆け込み需要の反動で大手が受注を大きく落としていることや、断熱・機密性能に力を入れ始めているが、こうした性能競争では自負があり、改正省エネ基準の適用に向けてバックアップ体制やモデルハウスの展開、研修制度の充実などを図り、将来の1万棟へ向けて取り組んでいく方針を述べた。

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