住宅不動産資産価値保全保証協会(東京都、古原克也代表理事)は、全国に広まっている住宅地盤への懸念と消費者からの問い合わせが急増していることを受け、消費者向け住宅地盤改良の品質チェックサービス「住宅地盤セメント改良品質チェックサービス」を11月初旬に開始する。
同サービスは柱状改良の品質を確認し、その試験結果を第三者の立場から消費者に提供するもの。
具体的には宅地での地盤の強さを判断する地盤調査時にSSJサンプラーを用い、不同沈下の原因となる軟弱な土を正確に採取して、室内試験で柱状改良工事で用いるセメントと混ぜ合わせ、強度を確認する。施工直後にセメント系柱状改良の杭頭からSSJサンプラーを挿入し、土とセメントの混ざった状態で採取確認もできる。
消費者は第三者機関の検査で、地盤の品質不良をチェックでき、建築会社は第三者の品質チェックを活用することで、より安全な地盤を提供できる。
価格はキャンペーン価格で1現場当たり2万円(税別)で受け付ける。