日刊木材新聞-平成28年2月18日(木)

独自断熱で施工簡素化

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)がアンビエントホームネットワーク(同、藤本修社長)と業務提携して展開を始めた戸建て断熱リフォーム「ハウス・イン・ハウス」は簡素化した施工で高断熱・高気密のリフォームを実現し、同時に性能の均質化を達成している。

ハウス・イン・ハウスは、独自開発の断熱パネルを使用している。このパネルは、2枚の合板の間に蜂の巣のように格子が入っており、この隙間に硬質発泡ウレタンの断熱材が注入されている。この構造により、パネル自体の強度が高められ、直接手すりを施工するなどバリアフリー化も一体的に対応できる。また、このパネルは壁を壊すことなく直接張っていくので、短期間で施工できる。

ハウス・イン・ハウスの顧客の主な年齢層は50~60代半ば。モデルハウス見学後に相談会などに参加し、成約となる顧客が多い。平均受注単価は8000万円と半年ほど前に比べて約50万円上昇している。当初は一部の部屋の断熱リフォームにとどまっていたが、打ち合せを行うなかで断熱部分の面積が拡大する傾向にあるという。

モデルハウスは中古住宅を使い、一部の部屋に断熱リフォームを施すことで、施工前後の比較や部分断熱の提案につなげている。モデルハウスはオープン間近のものを含めて全国に役30ヵ所ある。ハイアス・アンド・カンパニーの代理店は今年1月時点で約75社のため、約半数の代理店がモデルハウスを持っている。

同社では断熱リフォーム事業について「リフォームは水周りなど住設機器にかかわる場所への関心は高いが、断熱は低く、大手住宅会社などでも取り組んでいるところは少ない。それだけに進出するチャンスが大きな市場だ」と話す。同社では2017年度末までに加盟店220、展開エリア260、受注棟数200棟、売上高130億円を目指す方針だ。(建材版おわり)

160218日刊木材新聞

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