日刊木材新聞-平成24年11月27日(火)

14年度に1000棟竣工を目標にコスト削減して高性能住宅提供 R+ハウス全国大会

「第4回R+ハウス全国大会」(主催=ハイアス・アンド・カンパニー、東京都、濵村聖一社長)が20日、東京都内で開催された。冒頭、藤本修アンビエントホーム社長が「住宅市場は縮小傾向にあり、戸数だけでなく、1戸当たりの床面積、単価も下がっている。これからの住宅は高い性能をコスト削減して提供することが必要になる。2020年の省エネ基準の義務化に向けて省エネ等級4より1ランク上の基準を、コストを下げながらクリアしよう」と呼びかけた。

R+ハウスはアンビエントホームが開発した「アトリエ建築家とつくる高性能デザイナーズ住宅」のネットワークで、ハイアス・アンド・カンパニーが会員組織として展開している。現在、128社が加盟する。加盟後1年以上経過しているのは43社で、月間初回プラン提案数は30件水準に達している。/p>

今後、ブランディング・マーケティング戦略を強化し、13年度に550棟竣工、14年度に1000棟竣工を目標に掲げた。こうしたグループの規模拡大により購買力を高め、省エネ性能などを強化したうえでもコスト削減を図れるよう資材メーカーに要請していく。そのためにオーナー会を組織し、顧客に情報を開示し安心して建物性能・住み心地の高い家造りを提供していく仕組みを構築していく。

ハイアス・アンド・カンパニーが運営するホームページでオーナーの声を広く一般に公開し、加えて加盟店ではC値測定(相当隙間面積)、本部指定の現場施工研修への参加、施工後の品質チェックリストの提出を義務化し、全国どこでも満足度の高い建築を行えるようにしていく。

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2012年11月27日 火曜日 14:34

週刊住宅新聞-平成24年11月26日(月)

デザイナーズ住宅 2年後1000棟へ

ハイアス・アンド・カンパニーは全国の工務店などで組織するデザイナーズ注文住宅事業「アール・プラス・ハウス」を拡大する。現在売上は月間30棟ペースだが、13年度は550棟、14年度は1000棟を計画する。同事業は建築家が設計した高気密・高断熱住宅を部材仕入れや設計・施工の合理化などにより、1500万円程度で提供するもの。09年10月に加盟店募集を始め、現在128社が加盟する。

同社と事業を共同展開するアンビエントホールディングスの藤本社長は20日間開催した全国大会で「住宅着工数は今後、減少を続ける。市場が縮小すると2割の大手企業が市場の8割を奪い、残り2割の市場をその他の企業で奪い合うことが予想される。そのため熾烈な競争に巻き込まれない戦略が必要だ」と話す。今後はさらに高性能な住宅を低価格で提供するとともに、顧客満足度を引き上げることを目標に掲げる。それにより14年以降に予想される、消費税増税による市場冷え込み時に既存客からの紹介で受注を確保する。

全国大会では2月から10月までの優秀法人・個人表彰=写真=が行われた。個人の部のグランプリはライズウェル(東京都立川市)の角屋秀昭氏が受賞した。

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2012年11月26日 月曜日 14:59

新建ハウジング-平成24年10月30日(火)

合理化工法で現場が変わる

新築市場が縮みコストダウン圧力が強まる一方、省エネをはじめとする住宅性能・品質への社会的要求はますます高い。コスト・性能・品質の両立という難問の解決に取り組み、実現しているのが司建設(群馬県沼田市、松井照夫社長)。これまで目の行き届かなかった基礎工事にメスを入れ、現場のムリ・ムダ・ムラを削減して生産性を格段に高めている。

「逃げ配管」はもう要らない


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2012年10月30日 火曜日 14:00

日刊木材新聞-平成24年9月12日(水)

デコスドライ施工代理店、全国で募集

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区、濵村聖一社長)はデコス(山口県下関市、安成信次社長)と代理営業について業務提携をし、セルロースファイバー断熱材責任施工ネットワーク「デコスドライ工法」の施工代理店を全国で募集するとともに新施工代理店向けに短期事業立ち上げのための集中営業支援を13日から開始する。

同社はデコスドライ工法の新施工代理店とタッグを組み、住宅会社に「低コスト商品からの脱却」や「他社と差別化を図るソリューション」の提供など付加価値の高い提案を行っていく予定。

同社は住宅・不動産関係に全国1500社の顧客企業だあり、デコスドライ工法施工代理店のマッチングや、同社が手掛ける住宅商品へのデコス標準仕様をスペックインすること等を通じて、デコスの普及拡大に努めていく。新規参入した施工代理店の事業立ち上げスピードを速め、全国での普及に向けた取り組みを進める。

デコスドライ工法はセルロースファイバーという新聞古紙からリサイクルした断熱材を充填する工法。昨年実績である戸建て市場の1%相当(約3000棟)から、短期間でシェア2%への拡大を目指している。

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2012年9月12日 水曜日 13:33

新建ハウジング-平成24年8月30日(木)

差別化できる 省エネ住宅を目指す

3.11以降、国民のエネルギーに対する考え方が大きく変わった。国を挙げての節電運動、原発への反発、そしてエネルギーを大量に消費する住宅に対する見方にも少しずつ変化が現れ始めている。こうした意識の変化をうけ、愛知県東三河地方を中心に注文住宅事業を展開するK’sFactory(愛知県豊川市、勝見浩一社長)は住宅の省エネ化の取り組みを強化。特に基礎断熱による差別化で事業の拡大を図っている。

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2012年8月30日 木曜日 18:35

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