脱炭素社会の実現に向けて、世界中の企業が地球環境への配慮を意識した経営が求められるようなってきました。その中で日本の住宅業界においても省エネ性能の説明義務化を皮切りに住宅の高性能化への動きが急速に進んでいることはご存知の通りとなります。
省エネ性能の重要性については以前から叫ばれていたことではありますが、このような流れもあり、住宅会社においても省エネ性能を訴求した住宅商品のPR活動は随分と増えており、今や必須事項になりつつあります。
しかし一方でいま正に議論に挙がっている地球環境への配慮に対して、地域の住生活を支える一企業としてどのように向き合っていくのか? 明確な企業ビジョンを打ち出せている住宅会社は、まだそこまで多くないのではないかと思います。
持続可能な社会の実現に向けて世の中が変わっていく中で、それに合わせて消費者の目線も変わっていくことが予想されます。その中で、一企業としてこの問題に対してどのように取り組むのかという企業としての在り方を掲げることができれば、住宅会社として一歩先んじた存在になれることに繋がるのではないでしょうか。
HyAS View 2021年9月16日 木曜日 16:37
今後、新築着工戸数の減少が本格化していけば工務店同士の競争も激しさを増していきます。地域で生き残るために、他社が言わないような中立的な助言を行うことは顧客の信頼獲得の一つの手段です。
ハイアスは全国の施工代理店とともに各地の工務店様に対し「他社が言わない中立的な助言を行うことを徹底してお客様の信頼を獲得いただく」支援をしています。支援の柱は天然砕石を用いて住まい手の資産を守ることに配慮した地盤改良工法「HySPEED工法」とプレ地盤診断サービス「BIOSCOPE※」の提供です。
今回は「HySPEED工法」と「BIOSCOPE」で地域のお客様に選ばれ続けている工務店、株式会社コットンハウス様(静岡県浜松市)の取り組みをご紹介します。
HyAS View 2020年10月29日 木曜日 15:26
7月17日、国土交通省は宅地建物取引業法施行規則の一部を改正する命令を公布し、不動産取引時に水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明を義務化しました。すでに8月28日から施行されています。
ご存知の通り、近年、国内各地では大規模な土砂災害や河川氾濫が頻発しています。そうした災害は人命に直結するものです。不動産購入前に災害リスクの情報提供が重要視されることは当然ですし、むしろ、これまで災害リスクに関する情報提供が普通に行われていなかったことに驚きます。
いずれにしても、この取り組みをきっかけに、土地の安全性ということに対して、消費者の意識が格段に高まっていくことは容易に想像できます。
ハイアスとハイアスの関連事業団体である(一社)住宅不動産資産価値保全保証協会では、そもそもお客様にとって住宅不動産の購入は見えないリスクとの戦いでもあり、リスクを少しでも軽減するために備えるべきは、取得時にできる限り「情報の非対称性」をなくすことであると考えてきました。それは人の手によって作られる建物に関わる情報に限った話ではなく、むしろ人の手によらない分、わからないことが多い土地については尚更だと考えてきました。
土地のリスクには国交省の対策にある、そもそも(ハザードマップ上の)どこにあるかということ以外にも、地震などによる液状化や地盤沈下というリスクもあります。私たちは、地盤改良事業を通して得た知見や情報をまとめて、液状化や地盤沈下の可能性を事前情報として提供することで、住宅不動産会社の対消費者営業のサポートを展開してきました。
そのうちの一つが「プレ地盤診断サービス(BIOSCOPE)」です。BIOSCOPEでは全国の地盤情報データを集約し、お客様が検討する土地周辺の液状化リスクなどの地盤情報に加え、地震・浸水・近隣の避難施設の場所などの災害関連の情報もレポートとしてまとめています。
これから住宅を手に入れたいと考えるお客様にとっては、土地のリスク情報を知ることが出来るのであれば知っておきたいというのが本音です。こうしたお客様の本音に応えるためにBIOSCOPEをもとに説明することで住宅会社の営業担当者はお客様からの信頼を獲得しやすくなるわけです。
HyAS View 2020年9月10日 木曜日 17:24
ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)は、同社が全国展開する天然砕石を活用した環境対応型の地盤改良工法「HySPEED工法」が、SDGs(エス・ディー・ジーズ=持続可能な開発目標)へ参加することを宣言した。
プレス記事 2019年6月26日 水曜日 15:49