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では「営業マン」の対応で、どういうところが評価を落とすきっかけになるのでしょうか。こちらもたくさん声が届いています。
・〇〇(大手ハウスメーカー)は、とにかく高いものを売ろうとする熱意がすごくて嫌だった(32 歳・男性)
・営業さんから「利息が安いからたくさん借りておいたほうが良いですよ」とか言われた。この会社はないな、と思った。(27 歳・女性)
・資料を持ち帰るときに封筒に入れてくれるのは嬉しいのですが、使い古したようなぼろぼろのものを持ってこられて…。せっかく商品のスタイリッシュなイメージが、これでは田舎の工務店というイメージになってしまうので接客に関する部分も気をつけてほしい(44歳・女性)
といった強引な営業方法や、基本的な接客マナーに関する指摘が多くあります。
一方で、意外にも「営業の積極性」に物足りなさを感じたといった意見も多いようです。
・営業の方は特に不満はありません。ただ、決まった土地があったので、もう少し積極的に説明してくれたら良かったのに、と思いました。(33歳・男性)
・本心を言うと、もうちょっと具体的なお話を聞きたかったです。あまり担当から連絡がなかったので、私たちは相手にされてないのかなって。(34歳・女性)
ちなみに、これらの方々は大手ハウスメーカーで購入されているので、資金的なターゲット外という訳ではないようです。「営業しなさ過ぎで、不満が残る」という感想は、営業マンの見込み判定に問題があると考えられます。
以上により、以前から言われていることですが改めて、
◆営業マンの人柄や対応が決め手になるケースが多い。
◆顧客はホームページを見て、営業マンの印象と会社が信頼・安心できるかを合わせて判断している。
◆営業対応で不満が残りやすいのは、基本的な接客レベルや、強引な営業手法、消極的な営業などが多い。
といったことが分かってきました。無論、営業がすべてではありませんが、競合他社と比較検討の際に重要な視点であることは間違いないようです。