R+house オーナー様の“天の声”レポート

(ページ:4/4)

R+houseの新たな市場

R+houseはかねてより、主にポスト団塊jr. 世代をターゲットとして、一次取得者層向けに事業を展開して参りました。彼らが直面する収入の減少という状況の傍ら、世の中はより高い性能の住宅を求めるという、いわば矛盾した現実に応える為に、我々は、高性能でありながら廉価な価格帯の住宅を提供するシステムを構築してきました。一方で、あと2年で60歳を迎えるY様の例を考えますと、建て替え世代、あるいはシニア世代と呼べば良いのでしょうか、住宅取得の新たな顧客層が見えてきます。Y様がそうであったように、過去に建てられた寒くて不快な住宅は今の長期優良住宅のように長持ちすることは稀で、寿命を迎えてしまっている場合が少なくありません。住宅内ヒートショックの危険性についても広く知られており、建て替えや引っ越しを選択される方も意外と多く存在するのです。図7は、日本の人口の推移予測を表したものですが、50~60代のシニア世代が厚く層を占めており、少なからず影響力を持っていると言えそうです。


更に話を進めて参りますと、図8は世代ごとの資産保有状況を示したグラフになりますが、シニア世代の金融資産額が非常に多い反面、若い世代の資産額が極端に少なくなっています。この状況から、世代間の資産移転に着目した住宅市場での新たな可能性に期待が出来そうです。つまり、資産を継承するためにシニア層が住宅を購入するという現象で、実際に住宅を選び、住むのは若い子世代、費用の支払いは親世代という住宅購入の形態です。これまでも親による頭金の援助は一般的にありましたが、この場合は、より援助額の幅が大きく、頭金の支払いにより子世代が負担するローン額を大幅に圧縮、あるいはローン支払いも援助することになります。

以上の内容が示しますように、本誌をお読みになっている住宅会社の皆さまには、R+houseの新たに広がる可能性を感じていただき、今後の事業展開に役立てていただければと思います。(高地)

↓R+houseのサービスページはこちら↓
R+houseサービスページへ

page: p1 p2 p3 p4

ページトップに戻る