今後の中古住宅流通を見据えた新しい選択 “リノべる。”

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なぜこんなことが出来るのでしょうか? と社長にたずねると、「やはり仕組みがしっかりと出来ているからだ」と言います。

S社社長の一番の問題点は物件の仕入れに関してでした。不動産仲介会社にとっては物件の仕入れが一番難しいと言われますが、“ リノベる。” に適している物件は他社が通常見逃している物件で、競合がほとんどいません。尚かつ、提携ローンで物件費用+ リノベーション費用が組めるため、「諦めていた家づくりが自分達にも出来る」と感謝される事が多いそうです。今後はこの“リノベる。” のボリュームを上げていく予定で、見込み客の発掘に関しては、今までリノベーション済物件に対して立地やデザインで没になってしまったお客様へ“ リノベる。” を案内するだけです。販促費を一切掛けず、売り上げる事が出来るとS 社長は話します。

両社に通じるのは余分な販促費を掛けず、既存の顧客構造、しかも中長期や没になってしまったお客様へ別視点の提案として“ リノベる。” を案内するだけで、自社の手数料収入を手間なく上げているという事です。今後の中古住宅流通が活性化する中で先見性ある不動産会社様の新戦略の1 つとして検討頂ければ幸いです。(高橋)

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