省エネ性能を高めてもコストは上がらない

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「タイト・モールド工法」採用工務店への新たなサポート

最後に、当社が2014年1月を目途にタイト・モールド採用工務店に向けリリース予定の新たなサポートサービスについてご紹介したいと思います。

現在、住宅建築に使用される断熱材は多岐にわたっており、それらの組合せやサッシの種類、開口部の大きさによってQ 値やUA 値は大きく変わります。また、冷暖房・給湯・換気などの設備によっても温熱環境は変化します。省エネ基準が義務化される2020 年以降も万全の対応ができるよう、温熱環境部分についての知識・見識の習得とこの分野の商品力強化をサポートする仕組みを提供していきたいと考えています。

以下は、温熱環境シミュレーションの入力画面(図2)と結果レポートのイメージ(図3)です。各社の断熱材やサッシの仕様などを入力いただくことで、設定した間取りにおけるQ値、UA値が自動的に算出されます。

温熱環境シュミレーションの入力画面

結果レポート

暮らしを快適にする上で、温熱環境の向上が極めて重要であることをきちんとご説明した上で、同時にこういったツールを用いることで、現状の温熱環境と「タイト・モールド」を用いた場合の温熱環境の違い(価値)を、簡単にお施主様に実感して頂くことが可能です。このように受注単価の向上や収益力の強化に資するサービスの開発・提供を行っていく予定です。

(粟津)

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