ハイアス・アンド・カンパニーは
激変する住宅・不動産業界で活躍できる人材を支援・育成します

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今、住宅・不動産業界を取り巻く環境が大変な勢いで変化していることを肌で感じている方は多いことでしょう。新築市場の縮小、2020年新築省エネ義務化、相続税増税、空き家問題、中古市場の拡大、「宅建士」の誕生など…。

「住宅の資産価値向上」と「住宅・不動産取引環境の透明化」を理念に掲げる私どもハイアス・アンド・カンパニーはこの激変する環境に積極的に働きかけを行ってまいります。

これまでもハイアス・アンド・カンパニーでは住宅会社や不動産仲介・管理会社のコンサルティング人材の育成と支援を行ってまいりました。不動産の活用・売却・管理などの相談窓口事業を展開している「ハイアークラブ」、ならびに住宅購入にかかるファイナンシャルプランニングを高いレベルで提供するプロの住宅FPアドバイザーを養成する「リライフクラブ」、この「地主・資産家のためのハイアークラブ」と「住宅消費者のためのリライフクラブ」の2つのコンサルティング組織には今では全国で1,000名を超える登録メンバーがいます。激変する住宅営業や不動産コンサルティングの現場で日々お客様の安心のために奮闘しているハイアークラブとリライフクラブの登録メンバーの社会的ポジションの向上とさらなるレベルアップの実現に向けて私たちは動き始めます。

今春、早稲田大学での講座、社団法人の会員募集開始

前号(HyAS View34号)にて予告しましたが、早稲田大学大学院ファイナンス研究科にてハイアス・アンド・カンパニーの寄付講座が開講します。講座名は「ファミリー・ビジネス・ファイナンス」。家族(ファミリー)単位の不動産資産運用や承継などに対するコンサルティングを一般的なものとして、相続問題や資産価値目減り問題などを解消すること、そして不動産資産の管理・運用の市場において高い専門性と倫理観を持つコンサルティングプレーヤーを志望する人たちに具体的な試算手法やアドバイス手法を提示することなどを目的としています。

また「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」になることに伴い、ますます高いコンプライアンスが求められるようになる宅建業に関わる皆様を支援する団体として昨年に創設された「社団法人 住宅不動産取引支援機構(住取機構)」の会員募集をいよいよ今春より開始します。住宅・不動産の売買を行う売主・買主の双方が安心して取引を行うための環境整備を進めていきます。

住宅・不動産の専門家としての存在意義とは何か?

前出の弁護士・秋野卓生先生の記事にありますように、「士(サムライ)業」になることで今後ますます個人としての責任が増すことになります。しかし、物件検索などすでにインターネット等で各種サービスがかくも充実している現在、もはや住宅消費者は実は何でも自分でできます。最近では物件登記も司法書士に頼まずに自分で行う人が増えています。では、専門家としての「士業」の存在意義は何なのでしょうか?

煩雑な手続きをスムーズに代行することはもとより、専門的見地から情報を分析し、リスクを試算したりする高い助言能力と実務遂行能力を提供しなければなりません。プロを使うことでリスクが軽減されるかもしれない、時間的・金銭的に利得を得ることが出来るかもしれないという期待を提供できなければいけません。こういった能力をどう身に付けるか、そしてお客様からの信頼をどう獲得するか。その「仕組み」と「ナレッジ(知識と経験)」を今後もハイアスでは提供していきます。「仕組みを活用して、ナレッジを磨く」、そうして初めてサムライ業として、この激変する環境に斬りこんでいくことができるのです。(川瀬)

※早稲田大学大学院の講座、ならびに社団法人住宅不動産取引支援機構の詳細に関しては、2015年4月7日の「住宅・不動産業界フォーラム」、2015年6月9日の「ハイアークラブ全国大会」にてリライフクラブ・ハイアークラブの会員の皆様に優先的にご案内させていただきます。

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