「アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット」
~今後の購買ニーズを捉えた時に必要となる商品構成とは何か~

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予算1,500万円以下に対応する新住宅提供システムリリース!

今後の住宅購入の予算はどうなる?

『以前よりお客様の予算が合わなくなってきた』
『土地なし客が増え、建物予算が低いお客様が多くなった』

最近、こんな声をよく耳にするようになってきました。このような自社の価格帯とお客様が考える予算とのミスマッチが全国的に増えてきています。

国税庁の民間給与実態統計調査結果によると、平成25年のサラリーマンの平均年収は414万円となっており、ピークだった平成9年の年収467万円から50万円以上減少しています。全体的な景気は良くなってはきているものの、企業は賃上げに慎重な姿勢を見せており、今後、20年前のような収入を見込むのは難しくなってきている時代と言えるでしょう。また、物価上昇が起きていることも重なり、住宅の購買力が相対的に低下してきています。そういった背景から今後の住宅購入の予算は現状よりもより下がることが考えられます。

以下(図表1)は、ハウスメーカー層(HM層)・工務店層・低価格層(ローコスト)に分けた顧客層になりますが、現状の予算イメージから比較すると、2020年以降にはすべての層で平均顧客単価の下落が起こると想定されています。

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