シリーズ眼を養う#006
R+house 住宅のデザインを探る

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コンパクトな回遊動線

計画地は豊かな田園地帯にあり、遠くには山々も見渡せ、四季折々の自然に触れる機会にめぐまれた戸建住宅地の一角。

クライアントは「この風景のなか、生活動線がシンプルで、収納を必要に応じて適所に配置し、家族と日々できるだけ長い時間触れ合うことができる、ストレスの少ない住まい」を望まれていました。

設計するにあたり、日常的に多くの時間を費やしがちな家事動線を整理し、家族生活の中心となるLDK 脇に学習コーナーを設けてその動線とリンクさせ、幼いお子様に目配りし易く、長い時間ふれあえるようにと計画しました。

特徴的なところは、キッチンを中心とする家事動線を「回遊」できるようにし、その動線上に「干す・取り込む」など、意外に作業時間と移動距離が長くなる「物干スペース」を配置してコンパクトにまとめました。

畳3帖ほどの「室内干しスペース」は、サンルームあるいは置き敷畳をセットしてお昼寝スペースになるなど、キッチンから目の届く「キッズコーナー」あるいは、多目的に利用できる「小さな部屋」としても使用可能です。

また、「コンパクト」であることは掃除などの家事面積を減らし、「回遊」できることで日常的な煩わしさが減り、少なからずストレスからの開放にも繋がると思います。

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