シリーズ眼を養う#007
R+house 住宅のデザインを探る

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家をプランすることはそこに住まう人々の暮らしをプランすることと思っています。そこに住まう人が今までどのように暮らしてきて、新しくできるその家でどう暮らしていくか、どう暮らしたいか。そこを一番大切に考えます。

今だけでなくこれから先までも、長く永く住んでもらえるように、子供、孫までもが住み続けたいと思ってもらえるような、単に造形的に美しい「カタチ」だけではない、住みよさ、心地よさ、居心地のよさ…そういう「カンジ」を大事に思ってます。

しかしながらデザインは結果的に「カタチ」として表現され、住まう人々の声、すなわち「カンジ」をどう「カタチ」にできるか、そしてより美しい「カタチ」から心地よい「カンジ」を得てもらえるか何度も想像しながら描いていきます。そのために限られた時間ではあるけれども、どう感じておられるか、を打ち合わせの際にしっかり感じるようにしています。

そうして、生活動線や、部屋と部屋の繋がり具合、人と人の気配の感じ方、窓に切り取られ見える景色、そういう様々な要素からとても良い「カンジ」と思っていただけるそんな家になるように、そこに暮らすお客様を想像しながら「カタチ」にしていきます。

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