「“部分断熱”でも生活改善の要望に十分対応できる」東京大学准教授 前真之氏の見学記録から
〜長野県佐久市「ハウスINハウス」モデルハウス(2017年11月22日)〜

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さる2017年11月、東京大学前先生をお招きし
「ハウスINハウス」部分断熱モデルハウス見学会を開催しました

2017年11月22日、東京大学工学部准教授で、「住宅における良好な温熱環境実現研究委員会(委員長 村上周三氏)」のメンバーでもいらっしゃる前真之先生に「部分断熱リフォーム」の具体的な施工方法例として「ハウスINハウス」をご紹介するとともに、部分断熱リフォームがもたらす室内環境の改善効果について実際に現場でお確かめいただくために見学会を実施しました。このような目的を持っていたため、改修前後の比較をしやすいハウスINハウスのモデルハウスを中心に見学会会場を選びました。今回の見学会では長野県佐久市の株式会社トモノ様にご協力をいただきました。

ちなみに、当日11月22日の気象庁の過去データを遡ると、佐久の気温は前日の20時以降から午前8時までは零下が続き、見学をした10時台にはようやく3度。その後11時頃にはもう少し上がって7度という気温でした。

 

「これまで部分断熱の方法イメージが湧かなかったが、“部分断熱” でも生活改善の要望に十分対応できる合理的な方法」(前先生談)

生活改善の中でも「断熱」を目的に絞ったリフォームをいかに普及させるか、について前先生は「リフォーム後に光熱費が下がる満足度は大したことない。いわんやメガジュールという単位で改善ができますと言われたところで、生活者にとっては興味や関心が高まることはない。それよりも効果的だと考えられるのは“ 温度を武器にする”ことです。」とおっしゃいます。

前先生の研究室で、ここ15年間に一度以上300万円以上の住まいのリフォームを実施した1,000名を対象にした調査を行ったそうですが、そこで確認できた改修前の主な不満は、「足元の寒さ、二階の暑さ、冬の光熱費(のアップ)」だったそうです。つまり寒い、暑いと言うことが不満として顕在化しているということです。一方で、実際に断熱改修をした方々の改修で感じたメリットを尋ねた際の回答は「冬の暖かさ」がほとんどで、光熱費でメリットが出たとは思われていないのだそうです。この話は前先生がおっしゃる“温度を武器にする”ということにも繋がっています。

前先生からは、部分断熱という改修が実際にうまくできるのか、どれほど効果的であるのかについて見学会を通じて具体的にイメージできたとおっしゃっていただきました。

見学会で実際に改修手法をご説明するまで、家の中の「部分」を断熱するという手法のイメージがなかなか湧かなかったそうですが、ビフォーアフターを同時に見比べることで室内の「部分」を断熱する施工方法とその改修効果について、「“部分断熱”でも生活改善の要望に十分対応できる」というコメントもいただきました。

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ハウスINハウスは、オリジナル断熱パネルを用いて短い時間で生活環境と室内の美観を改善する手法ですが、工事の方法だけが特徴ではありません。集客からセールスまでの手法、ツール整備、ネットワーク各社とともに取り組むブランド構築、販促などを統合した、いわばビジネスモデルパッケージです。

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(矢部)

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