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今回のテーマは「相続」。相続意識調査から見えてきた課題について考えてみます。
住宅・不動産コンサルティングのハイアス・アンド・カンパニー株式会社が2015年1月に税制改正を控える「相続」に関する意識調査を実施し、20歳以上
の男女2,058名の回答を得ました。
今回はその結果から予測される相続における課題について考えてみたいと思います。
1)相続する資産に対する考え方は?(被相続人:相続財産を渡す側)
・出来る限り配偶者には残したい 47.9%
・出来る限り子供には残したい 31.8%
・出来る限り自分で使い切りたい 9.9%
・誰ということではないが残したい 7.0%
2)前の回答の理由は?
・自分の資産は自分(および配偶者)で使いたいから 40.4%
・相続争いの原因を作りたくないから 30.5%
・相続人に世話になった(なっている)代償だから 19.1%
今回は「不動産バブル」についてです。
今も世界のどこかがバブっています。
1ヶ月前、日経平均株価が一日で500円以上下落するなど、世界の金融市場が混乱しましたね。
原因はアメリカの金融緩和縮小方針がはっきりしたことでそれまで新興国などの金融市場を支えていた投資マネーが大きく動いた事にあります。
日本のアベノミクス景気にも冷や水が浴びせられた格好になりました。
いまや、世界中の資本が瞬時に世界を駆け巡ります。
投資マネーは、株式市場だけでなく、商品市場に向かう時もあれば原油などの資源に向かう時もあります。それが不動産に向かうとやっかいなことになります。
「この国の不動産は今が買い!」ということになると、ビルや土地が買われたり、マンションがどんどん建設されたりします。
不動産は値上がりすると資産効果が大きいので、みんなが「売却して、利益を得て、その資本でまた投資して・・・」というのを繰り返すとあっという間に実態価格からかけ離れた額で取引が行われる「バブルの状態」になります。
(さらに…)