2015年7月

日刊木材新聞-平成27年7月29日(水)

断熱リフォームで17年度130億円目指す

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)がアンビエントホームネットワーク(同、藤本修社長)と業務提携して展開を始めた戸建て住宅断熱リフォーム「ハウス・イン・ハウス」の目標を15年度末に加盟店130、展開エリア150で年間300棟体制へ、17年度には加盟店220、展開エリア260で2000棟、売上高130億円を目指す方針を発表した。濱村社長は「断熱リフォームの市場はこれからで、先陣を切ってスピード感を持って取り組んでいく」と意欲を示した。

ハウス・イン・ハウスは既存の住宅躯体を合板で挟んだオリジナルパネルを使って断熱・気密性能を向上させる断熱リフォームを中心とした事業。各地で既存住宅などを断熱リフォームしたショールーム展開を進め、集客イベントなどを行い受注をする仕組み。現在はモデルハウス5拠点、ショールーム4拠点。

高松では14年3月から15年6月まで平均月2~3回のイベントを月額44万8000円の販促経費を掛けて実施、この間で1億4500万円を売り上げた。継続的な集客イベントとじっくり時間をかけて話を聞く相談会などで早期に有料現地調査に持ち込み施工するという。「次回のアポをすぐに行うなどスピード感が大切」とハイアス・アンド・カンパニーでは話している。

同社は10月からテレビCM放映や雑誌を使った広告展開で認知度を高めていく方針だ。

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2015年7月29日 水曜日 11:16

日刊木材新聞-平成27年7月2日(火)

富裕層へ財産継承の提案を 不動産知識を活用
ハイアークラブ全国大会

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)はさきごろ、東京都内で「第4回ハイアークラブ全国大会」を開いた。高所得層の相続市場に向けて中立的な立場から資産活用をアドバイスすることで、従来の住宅営業とは違った立場で顧客との関係性を作れることなどを説明した。

大会では川口有一郎(早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)が特別講演で「ファミリー・ビジネスにおける不動産ソリューションの重要性」について話した。84万世帯あるといわれている富裕層に向けて、資産を継承していくための資産管理で不動産のアドバイスができる人材が不足していることを指摘した。

川瀬太志(ハイアス・アンド・カンパニー取締役常務執行役員)は、マイハイアーというツールを使い、不動産投資のシミュレーションを短時間で行い提案することで着実に実績を上げていることを説明。10年前に組織を結成して以来、現在までに会員は302社に達し、うち半数がこの2年間に加入したことを報告した。

事例報告では、山口智輝(アセットクリエイションズ代表)が、以前の会社でマイハイアーを使い、大手住宅会社との競合で投資額を抑えた戸建て賃貸を提案して受注できた事例などを紹介した。川木建設は、このツール活用で見込み客のランクアップにつながり、成約率を高められたことを発表した。

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2015年7月2日 木曜日 17:37

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