2019年8月

人手不足倒産で650万人の雇用と22兆円のGDPが失われる、ってホント?

今回は「人手不足で倒産する企業が増えている」という記事についての所感を書きました。
倒産は悲しい現実ですが、社会全体でみると違う見方もできるかもしれません。

 

■人手不足倒産とは?

「人手不足倒産」という耳慣れない言葉をよく目にするようになりました。

さて、この「人手不足倒産」、これはいったい何のことで何が問題なのでしょうか?
↓↓↓

<人手不足倒産が高水準、年間最多更新も>
(2019年8月18日付 日本経済新聞)
『人手不足を原因とする倒産が高水準で推移している。
2019年1~7月に累計200件を超え、通年では過去最高だった18年を上回る可能性がある。
有効求人倍率が約45年ぶりの水準で推移する中、介護など労働集約型のサービス業などの
中小企業が人手を確保できない。
従業員の退職もあり廃業に追い込まれている。』

少子高齢化、生産年齢人口の減少などに伴い、働き手が不足しています。
厚生労働省が発表した2018年度の有効求人倍率は1.62倍。
これは1970年代の高度経済成長期以来の高水準です。
労働者側の「売り手市場」ですから、人件費も上昇傾向が続いています。

そうした環境下、事業運営に必要な人員が確保できずに事業が継続できない企業が
増えているようで、それが「人手不足倒産」と呼ばれているものです。

(さらに…)

2019年8月20日 火曜日 17:22 投稿者:HyAS&Co.川瀬太志

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