住宅購入者の志向に大きな変化が!

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長期優良住宅だけではもう売れない

住宅購入者向けサービス

 弊社では、全国の住宅・不動産・専門家ネットワークを構築し、個人の方の住宅購入などの財産形成を支援する事業に取り組んでいます。
 大手通信グループとの提携により、住宅購入希望者向け家づくり勉強会やセミナーを開催し、多くの個別相談を行う機会を得ています。
 その中で、「初めての家づくりなので、分からないことが多すぎる」「営業マンの言うことを全部信じて良いか解らない」「売り込まれそうで不安です」という声を多くお聞ききします。話をお伺いしますと住宅商品選びより先に資金面を強く気にされていました。「私たちで買えるのだろうか?将来不安もあるし…不景気だし…、でも相談相手もいないし」と、多くの方が大きな不安を抱えています。

 住宅の建築や購入は、一生に1~2度の方が多く、ほとんどの方は素人です。そのため、良く分からないままに判断してしまい大きな後悔をしてしまう話も少なくありません。
 そこで弊社では、「家づくり勉強会」や「個別相談会」を定期的に開催し、マイホーム取得を住宅のプロが営業マンとは違った中立の立場で、FP相談や資金相談にのり、プランニングや住宅会社選定までをサポートするという「ハウジングレップ(購入者側の代理人)」サービスに取り組んでいます。

住宅購入検討者の思考に変化が

 2008年6月より、住宅購入希望者向け家づくり勉強会やセミナーを開催し、この1年間では400組弱の皆様にご参加を頂きました。
 「後悔しないための賢い家づくり勉強会」「マイホーム応援セミナー~緊急!知らなきゃ損するポイントお伝えします~」などのフレーズで、マイホームのお金にまつわる基礎知識や、どのタイミングで購入をするのが良いかの、マンションや戸建など購入種別ごとの注意点、メリット・デメリットをわかりやすくお伝えするという内容になります。

 これまでは、将来不安や不景気による先行き不安で、二の足を踏んでいたというのが実情のようですが、今年に入り、住宅購入のタイミングとして金利動向的にも、住宅取得税制に関しても有利であることを感じられているようです。特に、住宅取得税制に関しては敏感です。

 勉強会・セミナーでのアンケート結果に、気になる変化が現れ始めました。

 弊社のセミナー後のアンケートには「住宅購入においてこだわりたい点の優先順位を教えてください」という項目があります。チェック項目には「価格」「立地」「仕様・設備」「断熱・気密性能」「デザイン」 の5つを用意しています。
 1年前の直近のデータを集計してみると、1年前のデータでは82%の方が「価格」を重視されていますが、直近のデータでは38%まで減少しています。また、1年前には4%しかなかった性能に関して、直近データでは約8倍の32%の方が優先順位の1位にあげています。

 この思考の変化はどこからくるのでしょうか?

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