縮小するマーケットでの経営戦略とは?

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住宅と不動産の「業際化」事業・戸建賃貸事業オーナーの事例

(1) Mさんのオーナーライフ

今年の5月のことです。

「周りの賃貸アパートは空室が増えてきているのに、うちの物件はいつも入居待ち状態になっているんです。本当に心配ごとが減りました。法人契約の担当がよく『まだ空く予定ないですか?』と言ってくるんですが、なかなか空きがなくって、むしろ対応できない私が申し訳ないくらいで…。今、次の物件の準備をしています。」

このようにお話をいただいたのは、現在6棟の『戸建賃貸住宅ウィル スタイル』を建てているMさんです。最近、充実したオーナーライフを送っています。

(2)  最初の出会い

『戸建賃貸ウィル スタイル(ユニキューブに3モデルを追加したもの)』との最初の出会いは、5年前Mさんが遊休地活用のために新たにRC造のマンションを検討し始めたころでした。

「このご時世ですし、うちの地域も高齢化が進みはじめているので、マンションは空室の不安がどうしても拭えなくて、悩んでいました。大きな投資も必要だし、うまくいかないことを考えると、本当に大丈夫なんだろうかと。」
と、Mさんは当時を振り返ります。

その後、チラシをみて『戸建賃貸ウィル スタイル』を知ったMさんは見学会に行き、衝撃を受けることになります。それは、賃貸住宅で、しかもこの価格帯で2層ガラスや熱効率を考えた断熱仕様になっていたことでした。Mさんは正直、自分が住んでみたいくらいだと思いました。

「これからの賃貸経営は、オーナーが住みたい家を作らなければ生き残れない。昔なら短い入居期間でもすぐに次の入居者を見つければその回転で儲かるという発想もあったかもしれませんが、やはり長く住んでもらった方が安定する」という思いと、『ウィル スタイル』がぴったりであることに気付かれました。

Mさんは「集合住宅は一度に建てなければならないのに対し、ユニキューブの場合は様子を見ながら継ぎ足していくこともできる」ということで、まずは2棟から取り組み始める決断をされました。

<今後望ましい住宅形態>

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