財産コンサルティング、住宅・不動産の事業支援などを手掛けるハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)はこのほど、複数の同社運営サイトで実施した「夏に関する意識調査」をまとめた。有効回答数は1977人。
「夏に家の造りで困ること」について質問したところ、「熱がこもる」53%、「湿気が多い」46%、「風通しが悪い」40%がトップ3を占めた。反面、「快適で不満なし」も10%に上った。
一方、「家の中が暑いときどのように涼むか」を聞いたところ、73%の「エアコン」と70%の「窓を開ける」の回答が拮抗、これに64%の「扇風機」が続いた。
同社によると、「熱がこもる原因は断熱性能が不十分であることが考えられる。特に既存住宅は快適な温熱環境を実現するレベルにはほど遠く、エアコンを活用するなどの非省エネ生活を余儀なくされてる」と分析している。