ハイアス・アンド・カンパニーは、建築情報管理システム「BUILD MASTER」の試験運用を開始した。7月から正式稼働に移る。
同システムは、住宅履歴管理、物件管理、地盤改良見積もりの3システムを統合したもので、ASP提供する。地域工務店の書類整理を簡潔にし、業務効率を改善する。
住宅履歴書や物件管理のデータをサーバーに保存する。保存した住宅履歴書は住宅会社だけでなく施主も閲覧できるため、顧客満足度の向上にも役立てられる。また、地盤改良見積もりは、調査や解析、補強工事、保証といった複雑な動きをシステム上で一括管理する。複数業者とのやりとりをウェブ上で一元管理できるため、対応がスムーズになる。
初年度は、登録工務店600社、登録地盤改良会社150社を目指す。