住宅購入における優先事項トップは「省エネ性能」、消費増税はマイホーム購入に関係してくる―。ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)が行った住宅購入検討者の意識調査の結果、このような傾向が明らかになった。
調査結果によると、家を建てる際の優先事項は「省エネ性能」が378点と最も高く、次いで「価格」(276点)、「耐久性」(159点)の順。「間取り」(89点)は5番目、「設備」(28点)は8番目と予想外の低い結果となった。また、マイホーム購入に消費増税が関係するかどうかの質問では、消費増税の経過措置期限(2013年9月末)を過ぎた状況でも、6割強が「関係がある」と回答。消費増税の家計への負担増加が懸念される中、省エネ性能を備えることで、電気代を抑えたいという思いがうかがえる。
同調査は1月18、19、25、26日の4日間、同社がR+house(アトリエ建築家と作る高性能デザイナーズ注文住宅)加盟店とともに開いた「後悔しない住宅購入のための基礎知識講座~賢い家づくり勉強会~」参加者を対象に実施したもので、254人から回答を得た。