ハイアス・アンド・カンパニーは14日、戸建賃貸ビルダーネットワークのウィルスタイルクラブ全国大会を開催した=写真。柿内和徳常務は、施工実績が累計2600棟を超えた点も触れ、ウィルスタイルの戸建賃貸について、「従来型の土地活用未対応の領域。流通する賃貸住宅の多くは築20年以上。若年世代をターゲットにした戸建賃貸は希少」とした。
川瀬太志常務は「情報管理が鍵。案件を発掘する構造をつくり収益機会を増やす」として不動産コンサルティングツール・マイハイアーを紹介。不動産と相続シュミレーションに”不動産最適化診断レポート”の活用を促した。
ハイアスの顧問、山本嘉人氏は「ウィルスタイル商品は、相続における代償分割請求に対応できる。生前分割にもふさわしい」と相続に強い商品性を強調した。
濱村聖一社長は、地域再生事業にも取り組むと表明。「いまだ真空地帯の市場に入り、生産性向上を経営効率化を供給することが基本戦略。リノベや仲介支援、消費者の生涯顧客化などの研究開発を進める」とした。