住宅関連企業のコンサルティング会社、ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は、戸建ての断熱リフォームネットワーク「ハウスINハウス」について、2017年度末に年間売上高130億円、受注件数2000件とする目標を策定した。
同ネットワークは、香川県高松市のアンビエントホームと事業提携し、昨年6月から全国で展開を開始。今年は加盟業者を増やすとともに、全国エリアでテレビCMを行うなど、一般消費者への認知度向上を図る。
同ネットワークの工法のコンセプトは、「家の中に家を建てる」。従来の断熱リフォームは躯体や仕上げの解体が必要だったが、同工法は断熱パネルを室内の壁に貼るため、解体の必要がなく、1室だけの断熱も可能。
同ネットワークは37社でスタート。現在69社が参加している。一般消費者へのPRについては、全国一斉でモデルハウスでの体験会、リフォーム相談会を実施。また今年10月から、テレビ朝日のリフォーム番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」でのCMも放映する。
アンビエントホーム藤本修社長は、第1回の同ネットワーク全国大会で、「当社では、香川県で断熱リフォームのナンバーワンを目指します。加盟企業の皆さんも、それぞれの地域でナンバーワンを目指してほしい」と話した。
15年度末には、加盟企業130社、受注件数月25棟を目指すという。