ハイアス・アンド・カンパニー(品川区)と住宅不動産取引支援機構、住宅不動産資産価値保全保証協会は9月27日、都内で「住宅不動産事業の生産性革新と日本の未来シンポジウム」を開いた。経済界や学会の専門家が、日本の住宅不動産業界の現状や課題、今後の展望などについて紹介した。
冒頭、ハイアス・アンド・カンパニーの濱村聖一社長が「業界に革新が必要な時だからこそ、それぞれの専門家に住宅不動産業界の今後についての意見を伺う機会を設けた。きょうの講演から有意義な情報を得てほしい」とあいさつした。
シンポジウムでは、東京大学総長で三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏が「プラチナ社会における住宅」をテーマに講演。モルガン・スタンレーMUFG証券のシニアアドバイザーのロバート・アラン・フェルドマン氏が、オリンピック前後の景気動向と住宅不動産業界への影響を紹介した。