ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区、濱村聖一社長)は、司コーポレーション(群馬県沼田市、松井健司社長)と共同で全国展開しているベタ基礎断熱システム「タイト・モールド工法」の施工代理店が一次募集の上限に達したと発表した。
同工法は、司コーポレーションが群馬県内を中心に展開してきた軽量の型枠を活用した基礎断熱工法。浮かし型枠が容易にできることから立ち上がりコンクリートと耐圧盤を同時に打設できる。
継ぎ目やコールドジョイントも防ぐことから、水やシロアリの侵入もなくなる。浮かし型枠そのものが断熱材を兼ねており、基礎断熱も可能にする。住宅会社にとっては、一体打ちによる工期短縮などがメリットとなる。
全国展開を図るに当たって、各都道府県の建設会社を対象にした施工代理店制度を活用。一時募集では20社を上限に設定していあが、1ヶ月余りで達成して、募集を終えた。2月末時点で施工対応ができるエリアは1府16県になる。2次募集は6月以降に計画している。