タイトモールド工法

新建ハウジング-平成27年2月24日(火)

ハイアス×司コーポレーション、基礎型枠設置と同時に地下室がつくれる新工法

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は3月1日、司コーポレーション(群馬県沼田市)と提携して全国展開するベタ基礎断熱システム「タイト・モールド」を応用し、床下を地下室スペースとして有効利用できる新工法を発売する。

「タイト・モールド」は、ホウ酸を練り込んだEPS断熱材(発泡スチロール)でつくった基礎型枠。浮かし型枠を簡単・高精度に設置でき、立ち上がりコンクリートと耐圧盤の一体打ちが可能。このため、打継ぎ目的やコールドジョイントが発生せず、水やシロアリの浸入を防げるというメリットがある。

この特性を生かして、基礎型枠の設置と同時に地下空間をつくるしくみをパッケージ化。従来工法でネックとなっていた型枠設置や打継ぎ部の防水加工にかかる手間・コストを大幅に解消できるとする。

ゴルフセットやスーツケースなどをしまう大容量収納などとして活用可能。

3月3日~6日に東京ビッグサイトにおいて開催される「建築・建材屋2015」では、「タイト・モールド」設置の実演を行う。

住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。

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2015年2月24日 火曜日 14:50

新建ハウジング-平成24年10月30日(火)

合理化工法で現場が変わる

新築市場が縮みコストダウン圧力が強まる一方、省エネをはじめとする住宅性能・品質への社会的要求はますます高い。コスト・性能・品質の両立という難問の解決に取り組み、実現しているのが司建設(群馬県沼田市、松井照夫社長)。これまで目の行き届かなかった基礎工事にメスを入れ、現場のムリ・ムダ・ムラを削減して生産性を格段に高めている。

「逃げ配管」はもう要らない


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2012年10月30日 火曜日 14:00

週刊住宅新聞-平成24年8月27日(月)

工期短縮、差別化に成功

新築住宅における省エネ対策は、もはや地域密着型の住宅会社にとっても必須のテーマとなった。ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区、濵村聖一社長)と司コーポレーション(群馬県沼田市、松井健司社長)が共同で全国展開する基礎断熱工法「タイト・モールド工法」が注目を浴びている。岩手県全域で注文住宅を手掛けるサトコンホーム(岩手県岩手郡滝沢村、佐藤重幸社長)は、3年前にタイト・モールドを導入。高気密・高断熱の躯体と、自社オリジナルの炭を使った壁体内通気構造と併せた差別化対策が奏功。受注棟数増加、受注棟単価もアップするなど、効果が顕著に現れた。佐藤社長に、タイト・モールド工法導入の効果について聞いた。

-タイト・モールド導入のきっかけは

「東北はどうしても多くの工事が長くなってしまうため、短期化できる方法がないかと探していたところ、司コーポレーションからのDMが目に留まった。工期短縮、他社との差別化、提案力強化の視点から、導入を決めた。それから3年ほど経つが、導入理由に挙げた3点についても効果を実感している」

-実感している効果を教えてください

「当社のベタ基礎構造は通常のものでも配筋を多くしており、普通のものでも工期が長くなっている。それが、タイト・モールドを導入したことによって工期は1~2週間ぐらい短くなった。基礎を内と外から断熱材で挟むダブル断熱と、150ミリ厚のコンクリート打設により結露やシロアリといった住宅への悪影響も避けられる。工期短縮と性能向上を両立できた。導入してから3年間で約30棟を手掛けた。点検などで施主を訪問しても、快適さはまったく損なわれずに継続しており、大変喜ばれている。光熱費についても年間1万円ほど安くなっているようだ」

受注棟数が1.5倍に 1棟単価も大きく上昇

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2012年8月27日 月曜日 17:04

建通新聞-平成23年11月28日(月)

防蟻10年保証制度 今月からスタート タイト・モールド工法で

ハイアス・アンド・カンパニー(港区、濱村聖一社長)は、司コーポレーション(群馬県沼田市、松井健司社長)と提携し全国展開している一体打ちべた基礎断熱システム「タイト・モールド工法」=図参照=で住宅会社向けに防蟻10年保証制度を11月からスタートした。

保証は、タイト・モールドを使用した建物でシロアリが同モールドを食害・貫通して損害が生じた場合に適用される。タイト・モールド断熱型枠材の製造会社から司コーポレーションを通じ、採用された住宅会社(工事請負工務店)への防蟻保証を実施する。対象は全国、期間は建物竣工から10年。保証対象の建物は、提携企業2社が共同主催する所定技術研修を受け、修了証を取得した各施工代理店の技術者立ち会いの下で施工されたものに限られる。

同工法は、施工性に優れた型枠を活用した基礎断熱工法。型枠自体が軽量断熱材で、浮かし型枠を簡単に精度よく設置できる。また、立ち上がりコンクリートと耐圧盤を同時に打設する一体打ちを実現。蟻対策には、断熱材の素材一粒一粒にホウ酸を練り込む特殊技術と断熱材上部に取り付けられたアルミ製防蟻笠木により万全な対策が取られている。

問い合わせは電話03-5423-7333へ。

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2011年11月28日 月曜日 14:51

住宅産業新聞-平成23年11月24日(木)

ハイアス 防蟻10年保証制度開始

司コーポレーション(群馬県沼田市)と提携し、一体打ちベタ基礎断熱システム「タイト・モールド工法」で防蟻保証制度をスタートした。タイト・モールドは、ESP断熱材を使用した基礎断熱工法で、一体打ちのため打継ぎ目地やコールドジョイントがなく、水やシロアリの侵入を防ぐ。また、断熱材の素材にホウ酸を練り込むことで防蟻性能を確保する。さらに、断熱材の上部にアルミ製の防蟻笠木を取り付けた。対象地域は全国で、期間は10年。対象となる建物は、両社が共同主催する技術研修を受けた施工技術者立ち会いのもと、施工したものに限る。

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2011年11月24日 木曜日 14:44

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