GW期間で500組以上の集客をした驚異のモデルハウス

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アトリエ建築家デザインの威力とそれを活かした細やかな工夫

「住宅需要が少し上向きになった」と、この数カ月お聞きすることが多くなりましたが、今年のゴールデンウィークの集客はいかがだったでしょうか?
全国的には好調だったようです。

その中で、弊社が本部運営をするR+houseモデルでは、ゴールデンウィーク期間中だけで、500組以上の集客を実現している住宅会社様(以下、E社)がいらっしゃいます。もちろんその後も、毎週30組程度(月換算120~150組)の集客が続いており、既に数ヵ月分の見込み客が発生しています。
このモデルハウスは、大手メーカーも建ち並ぶ分譲地に建築されています。
1年後は、土地建物セットでの販売を予定して、経営リスクを抑えるという方式の、いわゆる「移動式展示場」です。
E社の社長は、同じ分譲地内の他の住宅会社と比較して、最高の集客数だったのではないかという感触を持たれていました。
建築面積で他社の物件と比較すると、最小の建物なのですが、その小ささを全く感じさせないモデルハウスです。集客の最大のポイントは目を引くデザインです。R+houseシステムでは、モデルハウスも含めたすべての物件に関して、アトリエ建築家がデザインをします。このモデルハウスは、建築家と「4つの庭を持つ家」というコンセプトで作られました。

E社では、入口での受け付け(記名)などを設置せず、来場者は自由にモデルハウスを見学することができ、女性スタッフのみでモデルハウスを案内し、カタログや次回のイベント案内を希望する人だけ、個人情報を取得する方針です。この気軽に見学できる雰囲気作りも功を奏したのかもしれません。
営業マンが不在で、モデルハウス建築が初めてのE社では、ゴールデンウィーク前に、派遣会社に2人の女性の派遣を依頼し、準備を進めました。派遣された女性は、あらかじめモデルハウスのポイントを説明するマニュアルを学習することで、建物の設計上のポイントや特徴的な素材などについて簡単に説明することができるようになっています。


モデルハウスの内部に関しても、ドア、階段、住設、間取りなど、見どころ満載のデザイナーズ住宅ですので、来場者には「驚きの連続」でモデルハウスを見学いただけたようです。
外観から内部まで、いずれもアトリエ建築家のなせる技で、地場工務店の弱点と一般的に言われるデザイン面を完全に克服し、むしろそれを強みとして他社を圧倒した好事例です。


モデルハウス案内マニュアル抜粋

見込み客引上げの仕掛け

通常、建築家がデザインした豪華な外観や間取りは、手が出ないほど高いと思われてしまいます。そうなると、一部の富裕層しかターゲットにできませんので、それではアトリエ建築家のデザイナーズ住宅は、インパクトはあっても、事業としては成立しません。
web受発注システムでメーカーからの直接仕入れを実現しているR+houseシステムでは、ここで強みを発揮します。
モデルハウスには、添付のような看板が設置されています。
驚きの連続でモデルハウスを見学したお客様の多くが、この看板に反応を示します。受けたインパクトに対してこの値段であれば、多くのお客様が興味を持つのは当然だと言えます。

モデルハウス看板事例価格インパクトは、クオリティーとのギャップを示すことができなければ効果はありません。

10年、20年前であれば、単純に「坪○○万円~」といってローコストメーカーが販売棟数を上げていましたが、既にそういう時代ではありません。

単なるコストダウンが限界に近づいているだけでなく、インパクトの小さいローコスト住宅会社はどのエリアでも数多く存在していますので、仮にコストダウンを実現しても、そこにはまた、値引きまで覚悟した多数の競合会社との消耗戦が待っています。

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