ハイアス総研設立のご挨拶

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有史上、どの先進主要国も経験したことのない速度で、人口減少と少子高齢化が進み始めています。そのようななかで、GDPに代表されるフローが縮小していくことは必至です。一方、日本には、過去の経済成長の中で綿々と蓄積されてきた資産があります。そのなかでも家計の最大の財産である住宅が果たすべき役割は一層重要になっていくことでしょう。しかし、その最大の資産価値を守り、さらに成熟させていく為の仕組みがわが国には存在していません。それとは逆に、住宅は購入した段階から資産が減少するような社会システムになっています。このような問題を解決していく為には、政策的な対応だけでなく、住宅市場にかかわるすべての主体が行動していかなければなりません。ハイアス総研では、行政、消費者、住宅市場に係る専門家と協同する仕組みに関する制度設計と実践をしていきたいと思っています。

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