住宅の耐久性を損なう不同沈下

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25年前の柱状改良工事が建替え時のクレームに

土とセメント系固化材を混ぜて柱状の改良体をつくり、地盤との摩擦力で建物を支える方法を採る「柱状改良」は、主に軟弱地盤における不同沈下対策として、現在最も多く採用されている工法です。

ところが採用する住宅会社および施工する改良業者の意識・認識にバラツキが大きく、現状では、柱状改良工法によって様々な問題が起きています。特によく指摘されているのは以下の5点でしょう。

(1)六価クロム発生懸念などの土壌汚染の問題

(2)地中埋設物扱いとなる為、将来的な撤去費用は家主負担となり売却時に不動産鑑定評価が下がる

(3)施工後の品質検査を実施しない

(4)硬い地盤で支持していないので、改良体より深い層が液状化すると改良体ごと沈んでしまう懸念

(5)施工時に発生する産廃残土の処理問題(産廃残土処理を適切に行わなければ元請責任を問われる)

これらはいずれも、一歩間違えば、地域での住宅事業の継続を危うくしかねない、極めて深刻な問題です。

以下は、静岡県で年間50棟ほど竣工する、地域では名の通った住宅会社A社での出来事です。

25年前にその会社で自宅を建てられたOBのお客様から、建て替えのご用命を頂き、数ヶ月前に受注に至ったとのことです。トラブルが発生したのは、プランや図面も確定し、工事が開始した後のことでした。なんと25年前にA社が軟弱地盤対策で行ったセメント柱状改良杭がどうしても邪魔になり、撤去するかもしくは図面配置を変えるかという選択を迫られる事態になったのです。お客様に費用を請求する訳にもいかず、結局A社は、自社の費用負担で撤去作業を行いました。

先々の新築需要の低迷が確実視される中、建替え需要が見込めるOB客は、どの会社にとっても重要な顧客資源ですが、こんなトラブルが繰り返されてはたまりません。A社は、「今後セメントの柱状改良は一切使わない」ことを意思決定し、建替え時に新たに地盤改良工事のいらない環境対応型のHySPEED工法を標準採用するという経営判断をされました(HySPEED工法に関してはこれまで度々本紙でご紹介してきましたので今回は割愛させて頂きます。詳細はWebサイト『地盤.jp』をご参照ください)。

「HySPEED工法」を全国展開するハイアスでは、累積施工棟数25,000棟を積み上げてきました。これまで不同沈下事故はほとんどなく、地盤改良工法の中では極めて優秀な実績を残してきました。この度、大手損保会社との提携により、地盤保証サービスをリリースすることとなりましたが、業界最安値水準の23,000円/件(最大5,000万円、保証期間20年)という保証料金は、HySPEED工法の事故率の圧倒的な低さが評価されて実現したものです。
詳細についてはお問い合わせください。

(加藤)

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