断熱性能の向上がもたらす健康改善効果を 更に高める「デコスドライ工法」と
それを活用した商品住宅「eco l’oeuf [エコルフ]」

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加速する省エネ化

ご承知の通り、昨年(2013 年)、改正省エネ基準が施行されました。現在は努力義務に過ぎませんが、2020 年には強制力を伴う義務化が予定されています。つまりそれ以降、新たに建てられる全ての住宅は、断熱性能等について国が定める基準をもれなく満たす必要があります。

義務化までに残された6 年という期間は、事業者側にとって決して長いものではありません。現状で、次世代省エネ基準レベルに適合しているのは30%台と極めて低い水準に留まっています。

2020年省エネ義務化までのロードマップ (図表1)

次世代省エネ基準の義務化は、こうした一層の省エネ促進に向けた動きの序章に過ぎません。

やがてはゼロエネ住宅、さらにはライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅に向け、規制は強化され、住宅各社には対応が求められることになるでしょう。意識の高い工務店は、既にこうした時代の流れを先取りした技術開発と商品展開を進めています。住宅購入者においても、こうした性能を重視する傾向が高まりつつあります。

断熱性能と健康

住宅および住宅設備の購入者が重視する点(複数回答)( 図表2)

図表2 は、経済産業省が継続的に行っている調査の中で、何を重視して住宅および住宅設備を選んでいるかを問うた設問についての回答結果を表したものです。

これからも、住宅購入者が、気密性や断熱性といった省エネ性能を、最重要な選択基準として捉えていることがわかります。この背景には、エネルギー問題などに伴い、増加した電気代などの光熱費について、省エネ性能の高い住宅や設備を選択することで、家計負担を抑えたいという意識があるものと考えられます。

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