「事前土地診断レポート」が実現する見込み客のファン化
〜土地診断レポートで土地なし客が最初に相談にくる住宅会社に〜

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オーガニックな土壌を壊さない地盤保証「BIOS」

地盤改良による土壌汚染リスクのない工法全般（セメントフリーの工法）に対して一定の基準をクリアした上で環境配慮が確認されれば保証を付保することはもちろん、改良の必要がない判定が出た際も同様に地盤保証を付保していきます。

また、同協会の取り組みに賛同いただける住宅会社には一般会員登録していただき、一般消費者に対しても「住宅地盤の資産価値保全に積極的に取り組んでいる優良工務店」として公開していく方針です。見えない部分にも配慮している住宅会社、個人住宅の資産価値を大切に考える住宅会社が増えることで、結果的により多くの住宅取得者が恩恵を受けることになります。

2015年2月に第二のサービス
「住宅地盤診断レポート（BIOSCOPE）」がスタート！

住宅地盤診断レポート（BIOSCOPE）とは、お客様と住宅会社が建築請負契約を結ぶ前の段階で、お客様に地盤情報を提供しようというものです。住宅会社の営業担当者は、このレポートをそのままお客様にお渡しし、簡単に説明をすることができるようになっています。

まとめると、このサービスを住宅会社が活用することのメリットは以下の2点になります。

①盤改良工事が必要になってもお客様にはご納得いただきやすくなる
②土地無しのお客様が最初に相談しに来ていただける

「当初の資金計画に入れていないので、地盤改良費用を請求しにくい」という声を良くお聞きします。これはそもそも予め資金計画の際に、地盤の状況に応じて、地盤改良費用を見越しておけばさほど大きな問題にはなりません。地盤改良費用なしで契約をし、その後追加という形で地盤改良費用を請求するために、お客様に不信感が出るのです。また、既に全体の総予算が決まっているので何かを削らなければならない等々、お客様と合意を取ることが必要になり、手間がかかったり、場合によっては不信感から関係性が悪くなることもあるようです。

では、何故予め言えないのか…。それは、多くのケースで少しでもお客様に“安く見える”見積書を出したいという事に他ならないからだと思います。言い換えれば、「最後は見積もり勝負」の受注の域を出ていないということになります。これに関してはそもそも自社の住宅の商品力、営業力、ブランディング等々のトータルでの住宅事業のお話に発展してしまうので、ここでは割愛させていただきます。

このBIOSCOPEを活用することで、今までマイナスのイメージであった改良工事費用についても、事前にお客様に認識して頂くことで、資金計画にも組み入れ易くなります。それ以上にメリットがあるのは、土地なしのお客様から土地選びの相談窓口としての位置づけになり、土地無しのお客様が気に入った土地を見つけた際には、必ず自社に土地について相談に来るような関係性を築くことが可能になります。

BIOSCOPEは、全国の460万件以上の地盤調査データ（11万件のボーリングデータと 450万件以上のSWSデータ）を活用して購入検討している土地の地盤情報、住まいの安全情報を地盤レポートとして、住宅購入検討者に提供することができます。BIOSCOPEのサービス提供は、同協会の理念に賛同して賛助会員として登録している全国の地盤専門会社が各地域の一般会員（工務店・住宅会社）にご提供していきます。

今後も同協会は一般消費者の資産価値保全の理念の下、様々なサービスを提供していくと同時に、社会的に価値のある取り組みにご賛同いただき、各地域で啓蒙いただける住宅会社様が一般消費者から選ばれ易くなるための活動も同時に行って参ります。同協会の取り組みに共感頂ける住宅会社様からの一般会員登録（登録料無料）をお待ちしております。（加藤）

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