ハイアス総研活動方針
~産・官・学をつなぎ、経済の良循環の創出にむけて発信力を高める~

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平成25年6月、ハイアス・アンド・カンパニーの調査研究機関として誕生したハイアス総研は、本年4月から新たな体制でスタートをします。これまで主席研究員を拝命しておりました、わたくし赤井が所長に就任し、研究チームの強化を図り、実業の現場と行政、加えて関係学術機関との連携を一層強化すべく努めてまいります。新生・ハイアス総研では、住宅消費者や住宅不動産業界・事業者が直面する様々な課題の抽出力をさらに高め、住宅消費者・事業者双方に有効な解決策の提示、その解決策の実行・推進を視野におく、ハイアスならではの研究機関を目指し活動してまいります。

平成27年度の取り組みと方針

本年度においては、すでに着手済みのプロジェクトとして、教育機関と連携して書籍の出版や、講座の提供を行います。こうした活動を通じ、住宅消費者にとって重要な資産である住宅ストックを真の資産とできるリテラシー向上と啓蒙を行うとともに、事業者に向けてもその専門性を高めるきっかけを提供してまいります。

また、平成18年施行の住生活基本法の枠組みにおける「10ヶ年の計画」の最終年度であり、計画見直しの議論がなされる年でもあります。見直しに向けた論点は、まちづくりや都市計画との連携、高齢化対策、医療介護との連携、環境政策との連携、あるいは地方創生など、実に多様でかつ専門範囲の多岐にわたるテーマが多数ふくまれます。このような論点に対し、産官学の連携・自由闊達な議論の場としての側面をもつハイアス総研ならではの視点で調査・研究をすすめ、社会のイノベーションに結びつく提言発信を行ってまいりたいと考えております。

(ハイアス総研 所長 赤井 厚雄)

ハイアス総研メンバー

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