「平成28年熊本地震」から5か月
激甚震災の中で暮らしを守ったR+house&HySPEEDユーザーの声を聞く

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3.液状化の惨状と我が家を見た瞬間の安堵

Tさんの家づくりは順調に進み、2016年4月頭には建物は完成、外構工事を残す状況でした。4月は1ヶ月ほど完成建物内覧の場として提供するお約束をしていたそうで、「引渡しはゴールデンウィークに入る前ですかね」という話をロジック社とされていたそうです。

まさにその間の出来事でした。14日の前震、16日の本震という連続で震度7の揺れが熊本を襲いました。その時、Tさんはご自宅の建設地から車で5分ほどのご実家にいたそうですが、前震の直後、すぐに新邸を見に行ったそうですが引渡し前ということで外から見ることしかできず、外観の変化は見当たらなかったものの「中はどうなっているのだろう」と不安が募ったと当時を振り返ります。そして2日後。Tさん曰く「明らかに違う」揺れだった本震が起きました。この時もTさんはすぐさま新邸に向かったそうですが、建設地まで残り数百メートルと近づいてきた道のりでTさんの目に入ってきた光景は、5-60センチも上昇した(地面が下がった?)マンホールや、高さが変わった電柱、道路側に傾いた家々が続く街並みだったそうです。液状化が起こっていたのです。さらにはあの重たい給湯器が「飛んで」、生垣にのしかかっている光景も目にされたそうです。本震の揺れがいかに大きかったかをうかがい知ることができる話です。そのような風景を見ながら、引渡し前なのに…、お金どうなるのかな…など言いようのない多くの不安を抱きながら新邸に向かったTさんでしたが、目の前に現れたのは土地も建物も変わりなく建っていたご自宅でした。

余談ですが、Tさんは「液状化の恐ろしさ」を他の場所でも目の当たりにされたそうです。避難していた病院は2年ほど前に建てられたばかりの建物だったそうですが、そのエントランスに1メートルほどの「段差」が突然現れたそうです。やはり建物だけでなく土地の安全も考えないといけない、そう実感されたそうです。

さて、Tさんが新邸の中まで入ったのは本震の二日後、18日だったそうです。ロジック社の社員の方とともに中に入った直後、Tさんが目にしたのは「キズひとつない」新邸の状況でした。

「土地の安全性と住まいの性能」にこだわった家づくりの大切さを学び、その学びに共感し、HySPEEDによる地盤改良とR+houseによる耐震性と快適な住環境の実現を実践したおかげで、自宅という家族の暮らしにとっても、もちろん金銭的な面でも大切な財産を守ることができた、そうTさんは振り返ります。
現在、Tさんは当初の計画時期通りゴールデンウィークには引渡しを受け、奥様と3人のお子様とともに2度の激強い揺れに耐え抜いたご自宅で暮らしていらっしゃいます。「まだ完全に元に戻らない家族の暮らしもある中で、自分たちには「暮らしの場」が残った。これは本当にありがたいことだ」としみじみと語ってくれました。

4.社会貢献こそ事業価値

今回、熊本で実際に揺れを体験された方の直接お話を伺うことで、改めて「住まいが人の暮らしや人の命を奪わない」ことの大切さを考え直しました。ハイアスでは、加盟事業者の皆様とともに、R+house事業など建物に関わる事業を通じて建物の性能を高め、HySPEED事業を通じて土地の安全性を高めてきました。もちろん、これは事業として行っていることではありますが、今回のレポート取材を通じて「社会貢献」でもあることを実感しました。たったお一人の話ではありますが、こうした生活者、そしてその家族からの感謝を受け止め、より高い自負を持って建物と土地の安全性を高めることを通じて社会貢献を果たしてまいりましょう。

(ハイアス・アンド・カンパニー 熊本取材チーム)

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