真の不動産相続コンサルティングを学ぶ
~ハイアークラブ【第2期】不動産相続コンサルタント養成講座開講~

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ハイアークラブは「不動産資産相談のプロフェッショナル集団」
を目指します

ハイアークラブは「お客さまが安心して不動産取引ができる社会を目指す不動産専門家(実務家)集団」を目指しています。

ところで、不動産取引の契機として、特にこれからの社会において拡大してゆく一つが「相続」です。特に個人資産の多くが不動産であることを考えますと、「不動産相続」に関する正しい理解のもとに納得し、関係者の合意を形成する支援が求められるはずです。しかし、資産相続に関する相談の実情は「相続税」のコンサルティングであって、私たちが考える「本当の相続コンサルタント」とは違います。なぜそう考えるのでしょうか。それを端的に示したものが図表1、2の司法統計に見る「家庭裁判所への相続関係の相談件数」です。この統計が示しているのは、多くの家族にとって相続の対象資産は「不動産」であり、その分け方でもめている、という事実です。

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「相続」のコンサルタントで最も大事なことは何か?
家計資産の大半は不動産であるということを考えるべき

「相続」と聞くと、少しでも相続税の負担を減らすことが最も求められる課題だと認識されている方が多いのではないでしょうか。もちろん、例えば制度を理解しないばかりに「不必要な納税」をしてしまうことは家計にとって痛手ですから、その意味では「相続税のコンサルティング」は求められる役割の一つではあるでしょう。

しかし私たちハイアークラブでは、相続コンサルタントが「被相続人」そして「相続人」に対して、税の軽減よりも大事な解決支援は別にあると考えています。それは、「家族の幸せの最大化」であり、揉めない相続を行うための環境を構築することだと考えています。繰り返しますが、私たちが支援すべきことは「相続税の軽減よりも、家族の幸せの最大化」なのです。

ではなぜ「揉める」のでしょうか。その理由は、一言で言えば、不動産という現物が資産の大半であるという事実を理解していないことから始まります。それゆえに相談先を間違えてしまうのです。その背景には

 ● 家族の資産を正しく認識しないことで不動産資産が中心なのに、
   不動産のプロである不動産会社に相談しない
 ● それは、相続について知っている不動産業者が少ないから。
   逆に不動産会社で相続の相談ができる場合があることを知られていないから
 ● そして、相続は「税相談」だと決めて、はじめに税理士に相談をしても、
   実は不動産をうまく継承するノウハウを持っている税理士が少ないから

といったことが考えられます。

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