AMS(エージェント・マスター・サービス)業者のためではない、消費者のための取引の実現に向けて
~不動産・住宅業界を真の情報産業へ~

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自社の戦略に行動に落とし込む

成果創出企業の事例に共通していることは、AMS活用において運用責任者が明確に設定され、現場でどのようにマネジメントしていくべきかが明らかになっています。

そうした成果創出企業に並ぶ状態を実現していただく為、データベース構築ゴール設定研修では、ご参加いただいた各社毎にそれぞれの営業戦略の推進においてAMS機能の何が必要か、また戦略推進に必要な情報精度について、4段階に整理された情報精度レベルから自社ではどのレベルとするかを確認し、その精度のデータベース構築に必要な工数を算出します。加えて運用責任者、データ整備責任者、データ整備に係る稼働人数を決定、更に具体的なスケジュールに落とし込んでいただきました。

ご紹介した研修内容はほんの一部ですが、今回研修にご参加いただいた各社からは、大変役立ったとのご評価をいただきました。AMSをよりご活用いただくため、物件データベース構築ノウハウを共有すべく、平成29年1月から毎月1回のペースで同研修を開催してまいります。

変化に対応できる不動産会社へ

今回ご紹介したノウハウは、日々物件情報収集に苦慮される不動産会社、また、土地情報量において不動産会社に優位性を持ちたいという住宅会社においては必須のデータベース構築のノウハウです。

お問い合わせいただくお客様は物件を買いたいのに買えない、売却したいけれどもその相対的価値が分からないという課題をお持ちです。その課題の解決策を提示するコンサルティングサービスを提供することが業界の本来の仕事ではないでしょうか。

お客様の購入検討、或いは、売却検討の物件に対して明確な判断材料を提示し、多角的に対象物件の分析を行うためには物件情報の網羅が必須です。今後、不動産業界はIT技術の進歩、AI化が進み、人の介在価値を問われる業界へと変化していくことになりますが、「住まい」にまつわる専門家は必要とされ続けます。不動産業界を取り巻く状況や市場ニーズの変化を「チャンス」と捉え、サービスの拡充を図っていく不動産会社が地域から選ばれるために、弊社はAMSのソリューションを通じて、日本の不動産の流通促進、ひいては業界をより良くするために尽力していきたいと考えています。

皆様の不動産、住宅事業における武器は何でしょうか。今回開催させていただいたデータベース構築ゴール設定研修の場が、お客様に提供されるサービスの付加価値を改めて振り返る機会となっておりましたら幸いです。

(井上/矢部)
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