シリーズ眼を養う#016
R+house 住宅のデザインを探る

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居住空間とのバッファーゾーンになる深い軒下のエントランス。
街路との程よい距離感が周辺環境と調和し、軒下のコミュニティを形成する。
平屋というヴォリュームが街に対しても安心感をもたらし、
景観を遮ることなく優しくもてなし中庭へとつなぎ、感覚を豊かにする。
雨に濡れない車庫となり機能的な用途へと変化する。
コートハウスの形式は境界が建築の外壁になり配置のトレースに距離感をだすことで
敷地を窮屈しないヴォリュームとなる。


中庭が各居室をつなぐニュートラルなヴォリュームとなり、適度な距離感を保つ。
シンボルツリーと山脈のロケーション、屋根の開口から空を切り取り、
常に四季を意識し、生活の一部となっている




和室兼ゲストルーム。LDKを介してプライベート空間との距離を保つ。
離れのような特別な感覚を意識させる。
隣地との関係性は中庭をバッファーゾーンとしプライバシーを保ちながらも、
シンボルである長与町の山脈へと開放している。
中庭部分の外壁の色に白を採用し、反射させ安定した採光を確保している。

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