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従来の賃貸住宅建設は、顧客として「地域の地主」、顧客のニーズには「資産承継」と「相続税や固定資産税の節税対策」を想定した市場でした。このような「節税市場」は急にはなくならないとは思いますが、空室発生のリスクや修繕などに必要な費用やローン返済などの資金計画について想定と違ったときのトラブルが表面化したのが、いわゆるサブリース問題です。こうした問題の背景には、本来、賃貸経営は事業であり、立地や需要などを考慮して長期にわたって綿密な資金計画を含めて計画、着実に実行するべきものであるはずなのに、その「計画提案」がきちんと行われていないことがあげられます。
昨今、いわゆるサラリーマン投資家に、事業計画や投資した物件の管理体制などについて「納得できる説明」をすることもなく、あたかも金融商品のようにお金を集めて住宅建設を拡大するようなやり方が台頭しています。しかし、こうした手法は「問題のある商法」と見られ始めています。今後、投資家向けの商売で賃貸住宅建設を拡大するにあたっては、投資家と金融機関が双方ともに「納得」できる事業計画や実際の投資物件が長く使える管理体制をきちんと整えて、投資家に提示することが求められることは当然となります。
ウィルスタイルクラブの会員であるK建設様では、投資家と金融機関が共に納得出来る提案を具体的にして、戸建賃貸住宅の受注拡大を成功されています。ウィルスタイルクラブのセースルランクにおいて2年連続でトップに輝いた年間30戸以上の受注実績は、戸建賃貸住宅建設の営業対象=顧客に自社のパートナー企業の経営者を設定し、顧客に提案するメリットとして「不動産投資、土地活用により個人資産を築く」ための提案営業を展開したことによるものです。その過程における成功要因は、土地の見極め、税務・保険の知識、金融機関と交渉出来る事業計画書の作成、引渡し後の管理提案を基本ステップとして、それを着実にできる体制を社内に整えたことです。
ウィルスタイルクラブでは、事業計画提案手法を始め、会員各社が自社の取り組みとして実践された中で得た経験を各社が共有することで短期間に成功に近づくための場があるなど、一から賃貸住宅建設事業を始めても成功に導くために、研修やツールなどの仕組みが整えられています。今後の事業展開に賃貸住宅建築の分野に関心をお持ちの経営者の皆様、ぜひセミナーにお越しください。