従来の単なる計画書を作るだけの工程管理とは全く違う!
「工程管理の実行力」を高めるPMS
〜実行力を高める秘訣は「タスク(業務)」を管理すること〜

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こんなミス、「見えないところで」起こっていませんか?

ある日の工事担当者Aさんと左官業者との会話

■左「Aさん、明日29日に現場納品予定のタイルは何時に現場に入るの?」

■A「ええっと…。確認します!」
(まずいなぁ。発注をしたのが25日だったって言えないし。間に合うかな。ちょっと割高だけと特急便でって念押ししよう)

そもそもAさんが現場への材料搬入が間に合うかどうかわからない日程で、しかも割高料金で発注することになったのはなぜでしょう。

実はこの「ズレ」はその前から始まっていたのです。

その2週間前。

■A「お客様、キッチンのタイルの色見本です。この3色からお選びいただけます。ご決定は3日後の18日にお伺いします。よろしくお願いします」

■客「わかりました。短い時間ですけど色々悩んで決めます(笑)」

このやり取りの後、Aさんは他の現場での問題ですっかり手間が取られてしまい、お客様に電話するという業務が「モレ」てしまい、ご意向を伺えたのは自分の休日を挟んで18日から遅れること5日、23日になってからでした。

■A「左官さんには29日に現場に入ってと伝えてあったな。なんとか間に合いそうだ」そう思いホッとしたAさんでしたが、また別の現場対応に時間が取られる事態が発生し、結局発注は25日になったのでした。

冒頭のAさんの例のように、個人の経験や差配に頼って業務が進められたことで生じる「ミス・モレ・ズレ」が原因となって、手戻りや非効率な工程進行が一つの現場で問題が発生すると、その影響はその現場だけでは終わりません。問題が積み重なることで複数の現場で業務ロスが生じ、結果として企業全体の生産性を押し下げます。

セミナーでの話を聞いて初めて気づく
工程管理で最も重要なことはタスク(業務)の管理。
計画だけでは工程は進まない

すでに説明セミナーにお越しいただいた企業様からは、現場で工事種類ごとに現場入りや納材日程を組んだり現場に入る職人さんたちと情報共有をしたりといった工程はすでに組んでいる、という声も出ます。しかし実はそれだけでは不十分なのです。仮に工程を計画しても、その工程を進めるために日ごとに完了すべきタスク(業務)にまで分解し、それらのタスク(業務)を担当者が予定期日どおりに完了したか否かというレベルでの管理がなければ、絵に描いた餅です。タスク(業務)が一度ずれれば、その後の工程上のタスク(業務)スケジュールを全て再設定する必要も生じます。このような現場問題の発生を低減させ、より生産性の高い企業経営を支援するためにご提供するのが「PMS(プロジェクト・マネジメント・システム)」です。

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