建築家と住まい手が厳選した 規格(セレクト商品)住宅 市場はブルーオーシャン!

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メッセージ(3)
規格で十分?! 消費者の方が先に変わっている
〜 注文偏重を脱して、高品質なモノをムダなく創る(造る)〜

グラフマップ

三浦氏は講演の中で、消費者の家づくりにおけるこだわりレベルを4段階、「レベル1=失敗したくない、レベル2=自分にあった家が欲しい、レベル3=自分の好みにカスタマイズしたい、レベル4=すべてこだわりたい」に分類してみると、実はレベル1−2の要望は規格で十分ではないかと指摘されています。実際に新建新聞社の調査によれば、規格住宅とはどのようなものかをわかりやすく説明した上で注文と規格のどちらが良いかを尋ねると45%が規格で良い、と回答したそうです。つまり、住宅業界は注文に丁寧に応じることが顧客満足だと考えているのに対して、消費者側はもうすでに「良いものなら規格で十分」と変わっているのです。

メッセージ(4)
規格(商品)住宅には「売り方」がある
〜 消費者の不安排除と厳選セレクトショップ化 〜

ただし、住宅を求める場合に特に感じる5大不安要素「会社、人(担当)、お金、決断、結果」を三浦氏は同時に指摘しています。そしてこれらの不安を消すには、そもそも消費者は「素人」であることを再認識すべきだと言います。素人は「選択肢が多いほど迷うだけ」で、それゆえ評判や口コミが用いられ(つまりブランドが重要 になり)、最後はプロの推薦に頼ることになる。だからこそ規格の最大のメリットを活かし、「厳選されたものなので安心」で「まずは間違いない」という伝え方をすることが求められるのです。規格(商品)を用いて決断の不安を消す際に、実は我々住宅業界の関係者の方こそ「規格は注文の下」という思い込みをマインドリセットして、誰が設計をしたかとか、誰 が厳選したかといった伝え方を取り入れ、「厳選されたいい住宅を売る」という意識にシフトをするべきなのです。

ADMの月1棟あたり粗利額は、一般的な注文住宅の1.64倍

ADMのKFSは「棟・月」当たりという視点

ADMには「高い性能の規格(商品)」と「売れる売り方」が備わっています。セレコレと呼ぶ消費者をフレーミングするイベントの開催手法など、すでに規格(商品)住宅を売るための手法やステップが整っています。詳しい話 を聞きたいと思われた経営者の皆様、ぜひセミナーにお越しください。

(矢部)

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